最近疲れやすい、太りやすい、ダイエットしても痩せない、冷え症が酷い、肌荒れがある、、などがある人はもしかしたら『タンパク質不足』が原因かもしれません。
タンパク質を摂ると身体には良いことだらけ。
タンパク質によって得られるメリットや、ダイエットとの関係は?
何を食べたらいい?タンパク質が不足すると起こるヤバいこととは?
日本人のほとんどがタンパク質不足
生きていく上で必要な栄養素である、炭水化物、脂質、タンパク質の『三大栄養素』のうち日本人は『タンパク質』が圧倒的に足りていないとされています。
タンパク質は日本人の食生活ではほとんどの人が摂取できておらず意識して摂らない限り、“まず足りていない”大事な栄養素です。
なぜそんなにタンパク質が大切で、摂らないといけないのでしょうか?
そもそもタンパク質とは何なのでしょうか?
タンパク質とは
タンパク質は『身体を作る役割』があり、人の身体は水分と脂質を除くとそのほとんどが『タンパク質』でできています。
また、炭水化物や脂質と同じように、人が動く上でのエネルギーにもなり、生きる上で欠かせない栄養素です。
『筋肉と言えばタンパク質』というのは有名ですが、それ以外にもタンパク質を材料としているものはこちらです。
- 爪
- 髪
- 骨
- 歯
- 腱
- 髄
- 筋肉
- 血管
- 皮膚
- 内臓
など、人の身体のどの部分を切り取ってもタンパク質が使われており、いかにタンパク質が大事なのかがわかります。
逆にタンパク質が不足することで、身体には様々な悪影響が起こってしまいます。
タンパク質不足によるデメリット
タンパク質が不足することで起こる身体への悪影響はこちらです。
- 肌荒れ
- 冷え症
- ツヤのない髪
- 爪がボロボロに
- 免疫力の低下
- 筋量がなくなる
- むくみやすくなる
- 基礎代謝が落ちる
- 病気にかかりやすくなる
- 太りやすく痩せにくくなる
- ケガをしてもなかなか治らない
など、身体の基礎となるタンパク質が不足するとデメリットばかりです。
例えば、肌荒れをしている人は化粧水を使うよりもタンパク質をしっかりと摂った方が肌ツヤは良くなりますし、ダイエットをしている人はただ食事を抜くだけではなく、タンパク質をしっかりと摂ることで、基礎代謝が上がり効率よく痩せることができます。
1日に必要なタンパク質は?
そんな大切なタンパク質ですが、具体的には1日にどれくらいの量を摂ればよいのでしょうか?
1日に必要な推奨量は18歳以上の人で『男性→60g、女性→50g』と言われており、運動する人では体重の約1.6倍摂る必要があり、50キロの人で約80gのタンパク質が必要となります。
この80gは卵なら12個、納豆なら16パック、牛乳なら13杯、などいかにタンパク質が必要で、日本人が不足しているかがわかります。
単体の数字で見ると無理な数字に見えますが、ささみ肉なら100g辺り25g、鮭なら100g辺り20gもタンパク質が含まれていますので、食材をうまく組み合わせることで、1日に必要なタンパク質量は意外と簡単に摂ることができます。
それでも摂れない人は
“1日の食事で摂取するのが難しい”“毎日栄養を考えて料理を作るのはめんどくさい”と言う人はプロテインに頼るのも効率的です。
プロテインというと『筋トレをする人が飲むもの』というイメージがありますが、プロテインはあくまで『栄養補助食品』なので、足りていない栄養を補助してくれるものです。
飲んだからと言ってムキムキになることはありませんので、“毎日朝起きたらプロテインを飲む”“朝食と一緒にプロテイン”など工夫することで、1日に必要なタンパク質量を摂取することはできますので、積極的に摂っていきましょう。
人間の身体で何よりも大切な『タンパク質』を摂ることで身体には様々なメリットがあります。
長生きするため、今の不調を治すためにも意識してタンパク質を摂取していきましょう。
当院ではこのように健康における豆知識などもお伝えしていますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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