暑い季節になると起こる『熱中症』。毎年多くの人がなってしまいますが、適切な対策とは？水分補給の他に大事なものは○○だった？暑い季節をしっかりと乗り越えるためにはどのようなことが必要なのでしょうか？
熱中症とは
熱中症は夏の季節など『暑い環境』に身体がついていけず発症する症状のことを言います。人は外気温が暑くなるなどで体温が上昇すると、熱を逃がすために『汗をかく』などで体温調整をしますが、熱中症になると体内の水分や塩分などのバランスが乱れてしまいます。そして体温調整がうまくできないようになり発症してしまいます。
熱中症による症状
では実際に熱中症になってしまったら身体にはどのような異変が起こってしまうのでしょうか？
- 頭痛
- めまい
- 吐き気
- ダルさ
- 熱けいれん
- 身体のほてり
- 筋肉のけいれん
初期症状としてこのような症状が出ますが、これが酷くなると『水分補給ができない』『呼びかけに応じない』などになってしまいます。
熱中症になってしまったら
≪軽い症状の場合≫
症状がまだ軽いうちは、影などの涼しい場所に移動して、衣服をゆるめて熱を逃がすようにしましょう。そしてしっかりと『水分・塩分補給』を行ってください。体温が上がっているので、うちわなどで風を送るようにし、濡れタオルや氷などで『首』『脇の下』『太もも裏』など、熱がこもりやすく太い血管が通っている場所を冷やすようにすると効果的です。
≪重い症状の場合≫
水分補給ができない、呼びかけに応じないなど重い症状の場合はすぐに迷わず医療機関を受診するようにしてください。また自分で水分補給ができない場合は、他の人が無理やり水を飲まそうとせず、医療機関を受診するようにしてください。
熱中症には水分とカルシウム
熱中症には水分と塩分が大事なのは有名ですが『ミネラル分』も重要です。筋肉がけいれんするなどの『熱けいれん』はカルシウムが不足すると起こります。普段からカルシウムが不足している方は、熱中症になってしまった際に熱けいれんを起こしやすくなりますので、意識して摂るようにしましょう。
熱中症は油断していると誰にでも起こりうる症状です。“自分は大丈夫”と思わず、水分補給を『こまめに』行うことが大切です。またほとんどの日本人が不足している『カルシウム』もしっかりと摂らないと、足がつるなどの熱けいれんを起こしてしまいますので、普段から暑さに負けない丈夫な身体作りをしていきましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、このような健康におけるアドバイスもしておりますので気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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