運動や筋トレをした後にやってくる筋肉痛。
若い頃はすぐにやってきてたのに、歳を取ったら2,3日後に来るのはなぜなのでしょうか?
筋肉痛と年齢は関係なかった?筋肉痛はなぜ起こる?
など筋肉痛について詳しく解説。
筋肉痛はなぜ起こる⁉
運動の後や筋トレした後に『筋肉痛』がやってきますが、そもそもなぜ筋肉痛は起こるのでしょうか?
人の身体は筋肉に負荷がかかると筋繊維が損傷します。
筋繊維が損傷すると『炎症』が起こり痛みとして出る。
これが筋肉痛が起こるメカニズムとされています。
そして筋肉はその壊れた繊維を修復しようとし、『壊れる前よりも強い筋肉になろう』とし、筋肉が硬く強くなっていきます。
この『損傷して修復する』ということが、運動や筋トレをしたら筋肉がつく流れです。
なので筋トレをしている人は、“敢えて自分から筋繊維を壊しに行っている”とも言えますね。
歳を取ると筋肉痛が遅れる理由
若い頃は運動などをした後数時間後~当日、少なくとも次の日までには『筋肉痛』がやってきていたのに、なぜ歳を取ると筋肉痛が2,3日後など遅くにやってくるのでしょうか?
≪筋肉痛が遅れる理由≫
筋肉痛は運動の強度により早く来たり遅れてきたりします。
例えばダンベルの上げ下げや短距離走など、『瞬発的な運動』は筋肉への負荷が強く筋肉痛も早くやってきますが、ウォーキングや水泳など『ゆっくりと負荷がかかる』ものは筋肉痛が遅れてやってきます。
なので筋肉痛が遅れるのは『歳のせいではなく、普段あまり運動をしないから』というのが本当のところです。
歳を取っても普段から運動を行っている人は、若い時と変わらず筋肉痛はやってきますので、年齢=筋肉痛ではないと言えます。
筋肉痛の治し方
では筋肉痛になってしまった時はどのようにすれば早く治るのでしょうか?
≪冷やす≫
筋肉が損傷し壊れた際には炎症が起こり熱を持っているので『冷やす』ことで炎症を和らげることができます。
よく野球のピッチャーが投げた後にアイシングをしているのを見かけますが、それにはこのような炎症を抑える効果があるからです。
≪タンパク質を摂る≫
また『筋肉はタンパク質からできている』ので、食事やサプリなどからしっかりとタンパク質を摂ることは、筋肉の修復には欠かせないことです。
タンパク質と聞くと、“マッチョの人が摂るもの”というイメージがありますが、ほとんどの日本人はタンパク質が不足しており、ちょっとやそっとタンパク質を摂った程度ではムキムキにはなりませんので、積極的に摂っていきましょう。
まとめ
筋肉痛が遅れてやってくるのは『歳のせいではなく運動不足』ということがわかりました。
また、筋肉痛を修復するためにはしっかりとアイシングをし、タンパク質を補給するようにしましょう。
“最近運動しても遅れて筋肉痛がやってくる”と言う人は運動不足だということですので、普段からの運動を心がけていきたいですね。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、このような健康における豆知識もお伝えしておりますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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