ダイエットするには“食べる量を減らす”というイメージがありますがこの方法は間違い?
量を減らしているのに痩せない理由は?
など間違ったダイエットについて解説。
【40代50代】食べないダイエットは逆に太る⁉
ダイエットのために食事の回数や量を減らし、摂取カロリーを抑えているのに「痩せない」「すぐリバウンドした」ということはありませんか?
ダイエットは正しい知識を持った上でやらないと、やみくもに量を減らしただけでは成功しません。
間違った方法を続けていると痩せるどころかむしろ太ったり、痩せてもリバウンドのしやすい身体になってしまいます。
また病気のしやすい身体になったりと悪いことが続いてしまいます。
ではなぜ食べていないのに痩せないのでしょうか?
食べないダイエットが太る理由
食べないダイエットが成功しない理由として次のようなものがあります。
- 筋肉が落ちてしまっている
- 腸内環境が悪くなっている
- 身体が省エネモードになっている
など食事を抜く、量を減らすとこのようなことが起こりがちです。
一つずつ見ていきましょう。
食べないダイエットは逆に太る①筋肉が落ちてしまっている
“運動をせずに食事量を減らしているだけ”の人に多いのがこの理由です。
運動は面倒くさいからと食事量を減らしているだけの人は、運動で付くはずの筋肉量が減り基礎代謝が落ちてしまいます。
基礎代謝とは「何もしなくても消費されるエネルギー」で、寝ているだけでもカロリーが消費される人間に備わった機能です。
1日の60%~70%がこの基礎代謝ですが、運動をせずに筋肉量が落ちてしまうとこの基礎代謝が落ちてしまい、いくら食事量を減らしても痩せません。
むしろ栄養が足りなくなってしまい、免疫力も落ち病気のしやすい身体になってしまいます。
食べないダイエットは逆に太る②腸内環境が悪くなっている
炭水化物抜きダイエットが大流行していますが、炭水化物を抜きすぎると腸内環境が悪化してしまいダイエットが成功しません。
“食物繊維は腸内環境に良い”とよく耳にしますが、この食物繊維も炭水化物の一種です。
ダイエット中は全く白米を食べないという人もいますが、白米にも食物繊維が含まれていますし、炭水化物をゼロにすることは腸内環境の悪化に繋がってしまうので注意が必要です。
腸内環境が悪化すると代謝の低下、ストレスの増加、自律神経の乱れなどに繋がってしまいます。
ダイエット中でもある程度、炭水化物は食べるようにしましょう。
食べないダイエットは逆に太る③身体が省エネモードになっている
食事量を減らすと身体が少ない栄養だけで生きようとする「省エネモード」になります。
必要な栄養素が足りない状況が何日も続くと、体内のホルモンバランスの乱れや代謝の低下、自律神経の乱れなどに繋がり痩せにくい体質へとなってしまいます。
特に年齢を重ねるほど代謝は低下していきますが、その上食事量を減らしてさらに代謝が落ちてしまうと、なかなかダイエットを継続しても痩せにくくなってしまいます。
食べないダイエットは逆に太る④食事はしっかりとバランスよく
ダイエットをする上で大切なことは「バランスの良い食事をする」ということです。
これまで糖質中心の生活だった人はもちろん糖質の量を減らすことは大切ですが、全く食べないゼロ糖質にするのではなく、少量でも糖質は摂るようにしましょう。
そして筋肉を作るタンパク質や、良質な脂質、ミネラル、ビタミンなど「五大栄養素」をバランスよく摂ることで『痩せやすく太りにくい身体』へと変わっていきます。
また「適度な運動」や「質の良い睡眠」も体重を減らす上ではとても大切ですので、できていない人は改善していきましょう。
このようにダイエットをしても痩せない理由について深掘りしていきました。
やみくもに食べる量を減らすだけではうまく体重が減らず、減ったとしてもリバウンドしやすい身体になってしまいますので、しっかりと知識を持った上でダイエットしていきましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、このような日常生活で役立つ健康情報もお伝えしておりますので、気になった方はお気軽にご予約下さい。
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