毎日忙しく生きる日本人には「幸せホルモン」が必要?
幸せホルモンをコントロールできればストレスフリーな生活ができる?
知っていればメリットだらけの「幸せホルモン」について深掘り。
幸せホルモンを増やす方法【これで毎日ストレスフリーです】
『幸せホルモン』とは脳内に分泌されるホルモンである「セロトニン」の別名で、ドーパミンやノルアドレナリンと並ぶ「三大神経伝達物質」です。
このセロトニンは脳内の神経伝達物質であるドーパミン(喜び、快楽)やノルアドレナリン(怒り、不安)、コルチゾール(ストレス)の働きをコントロールし、精神を安定させる効果があります。
また、夜の快眠に繋がる「メラトニン」の原料となり睡眠の質を上げる効果もあります。
セロトニンは一定の条件で脳内に分泌され、しっかりと分泌量をコントロールできれば身体には様々なメリットがあります。
幸せホルモン(セロトニン)のメリット
幸せホルモンが多く分泌されることで得られるメリットはこちらです。
- 睡眠の質が上がる
- ストレス軽減
- イライラ防止
- うつ病改善
- 精神安定
- 頭の回転を上げる
- 自律神経の安定
などストレスの軽減や睡眠の質を上げるなど、脳内の興奮を抑える働きがあります。
普段、イライラしやすかったり、精神面で不安がある人、睡眠の質が悪い人は「セロトニン」の分泌が少ないかもしれません。
幸せホルモン(セロトニン)を分泌させるには?
セロトニンを分泌させる方法は「運動をする」「咀嚼をする」「日光を浴びる」「トリプトファンを摂る」と言ったものがあります。
一つずつ見ていきましょう。
≪運動をする≫
ウォーキングやジョギング、サイクリング、ダンスなどリズミカルな運動をすることでセロトニンが分泌されます。
セロトニンは約20分ほどの運動で分泌され、一度分泌されるとその後12時間以上幸せが持続するとも言われています。
さらに30分ほどのきつい運動をしセロトニンが分泌されることは1錠の抗うつ薬を飲むのに匹敵する効果があるとされています。
≪咀嚼をする≫
運動ができないという人は咀嚼、つまり「よく噛む」だけでもセロトニンが分泌されます。
ある程度硬さのあるものをよく噛むことは、脳に刺激が行きセロトニンの分泌が促されます。
イライラなどストレスの多い人は、普段の食事で噛む回数が少ない傾向にありますので、しっかりと噛む回数を意識して食事をするようにしましょう。
≪日光を浴びる≫
日光を浴びるだけでもセロトニンが分泌されます。
特に朝の光を浴びることは、睡眠不足の人や不眠症の人にとってとても大切なことです。
朝に光を浴びることで乱れた体内時計がリセットされ、セロトニンが分泌された14~16時間後に睡眠ホルモンである「メラトニン」に変換されます。
このメラトニンにしっかりと置き換えられることで夜の睡眠の質を上げることができますので、睡眠の質を上げたい人は“朝”に太陽の光を浴びるようにしましょう。
≪トリプトファンを摂る≫
トリプトファンはセロトニンの材料となるアミノ酸の一種です。
トリプトファンは体内で生成することができないので、普段の食事で摂る必要があります。
トリプトファンはバナナ、牛乳、チーズ、ヨーグルト、納豆、豆腐、大豆、味噌、しょうゆ、ごま、卵などに豊富に含まれていますので、意識して摂るようにしましょう。
幸せホルモンである「セロトニン」について深掘りしていきました。
セロトニンをコントロールすることでストレスフリーな生活が送れ、睡眠の質が向上しますので意識して改善しいていきましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術だけでなく、このような日常生活で役立つ健康情報もお伝えしておりますので、気になった方はお気軽にご予約下さい。
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