「水は1日に2リットル飲むと良い」と聞いたことがありませんか?実はそんなにも飲まなくていい?
本記事では「1日に水2リットルは嘘?」について深掘りしていきます。
気になる人はぜひ本記事をお読みください。
水1日2リットルの効果は嘘?【そんなに飲まなくても大丈夫です】
あなたは1日にどれくらいの水を飲んでいますか?
水をたくさん飲むことは身体に良いとされています。「人の身体の60%~70%は水でできている」というのは有名ですよね。このことからも水をしっかりと摂らないといけないことがわかります。
水を飲むことで起こる体へのメリットは次の通りです。
- アンチエイジング効果(老化防止)
- ダイエット効果
- リラックス効果
- 肌荒れ改善
- むくみ改善
- 代謝UP
- 血流改善
- リンパの流れ改善
- 腸内環境を整える
- 体内の老廃物を流す
- 自律神経のバランスを整える
水を飲むことで、代謝が上がり、体にはこれだけのメリットがあります。
しかし、最近の研究では、「飲みすぎには注意が必要」とされています。
では、1日に何リットル飲むのが正しいのでしょうか?
水1日2リットルは噓?
「1日2リットルが必要」「モデルは4リットル飲んでいる」など、聞いたことがある人も多いと思います。
人は、1日に「消費される水分」が1.5リットル~2リットル程とされています。水分の消費は、「運動」や「呼吸」などで失われるので、これを補わなくてはなりません。
そのため、1日に「必要な水分」が2リットルというのは間違いではありません。
水分摂取は
- 飲み物
- 食事
- 酸化燃焼
このように水分は、飲み物以外にも「食事」や「体内の酸化燃焼」でも摂取できます。そのため、実際に飲み物から摂取する水の量は、「1.3~1.5リットル程でいい」とされています。
※注意点として、「消費の多い夏」や「運動をする人」は、量が足りないので、運動量に合わせて「2リットル前後」の水分を摂るようにしましょう。
「タイムマーカー付きウォーターボトル」があれば、飲む時間を管理しやすく、飲み忘れを防げるのでおすすめです。
水の飲みすぎには注意
では、水をたくさん飲んでしまうと身体はどうなるのでしょうか?
いくら水が身体に良いからと言って、何リットルも飲んでいい訳ではありません。水を飲みすぎると「水中毒」なってしまい、体への悪影響が出てしまいます。
次のような症状が出た場合は、水中毒の可能性があります。
- 頭痛
- めまい
- むくみ
- 疲労感
- 倦怠感
- 下痢
- 吐き気
- 呼吸困難
などが挙げられます。水を飲みすぎると体内のナトリウム濃度が乱れてしまい、このような症状が出てしまいます。
特に夏の時期などは危険です。
実際に頭痛やめまいなど、「熱中症と似た症状」のため、自分は水が足りていないんじゃないか?と大量に水を飲んでしまい、重度の水中毒や死亡事故が起こったこともあります。
水中毒は明確な基準はありませんが、1日3~4リットル以上飲むと危険性が高まるとされています。
※キンキンに冷えた水を飲むと「内臓を冷やしてしまう」ので気を付けましょう。
水分補給に適さない飲み物
水にはカルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムの4つのミネラルが含まれています。この栄養素をしっかりと摂ることが大切ですので、同じ水分でも「水分補給に適さない」飲み物もあります。
≪水分補給に適さない飲み物≫
「アルコール類」や「コーヒーなどのカフェインが含まれるもの」は利尿作用があり、飲んでもすぐに排出されるため良くありません。
お茶にもカフェインが入っていますが、大量に飲まなければ影響は少ないので、そこまで気にすることはありません。
また、ジュースなどの糖類が多く含まれているものも血糖値が上がってしまうため適していません。
水1日2リットルの効果は嘘?:まとめ
今回は「1日に水2リットルは嘘?」についてご紹介しました。
まとめると
- 人の身体の60~70%は水分
- 水を飲むと代謝が上がりメリットがたくさん
- 水分は運動や呼吸で2リットルほど失われる
- 水は飲む、食事、酸化燃焼で補給できる
- 飲む量は1.3~1.5リットルでいい
- 飲みすぎると水中毒になる
- 1日3リットル以上は注意
- アルコール、カフェイン、ジュースは水分補給に含まない
水は体に良いものですが、正しい知識がないと、逆に身体に悪影響が出てしまいます。
飲みすぎには注意して、しっかりと水分補給をするようにしましょう。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
また、このような日常生活で役立つ情報お伝えしておりますので、気になった方はお気軽にご予約下さい。
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