自分に合う正しい枕の使い方を知っていますか?
枕と言っても色々ありすぎてよくわからないですよね。
本記事では整体の観点から「正しい枕の使い方」についてご紹介しています。
気になる方はぜひ本記事をお読みください。
自分に合う正しい枕の選び方【肩こりやストレートネックにはこれ】
寝る時はどんな枕で寝ていますか?
柔らかい、硬い、高い、低い、タオルを丸めて、ぬいぐるみで、枕なしでなどいろいろありますが、どれが正しくて体には優しいのでしょうか?
正しい枕を選ぶことで、体への負担を減らすことができ、首・肩こりを改善することができます。
そこで今回は「正しい枕の選び方」をよくある例と一緒にご紹介していきます。
枕の正しい選び方①硬めの高反発
結論から言うと枕は「硬めの高反発」のものが体には優しいです。
人の頭は5kg~8kgもあり、柔らかい枕だと頭の重さで首が沈みまっすぐな状態になります。いわゆる「ストレートネック」ですね。
人の首は緩やかなアーチを描いており、反っていることで頭の重さを支えています。しかし、柔らかい枕の影響で頭が沈みストレートネック状態になってしまうと、首肩周りの筋肉が緊張しコリや張りに繋がるのです。
そのため硬さは「硬すぎず頭の沈まない高反発のもの」がオススメです。
枕の正しい選び方②適度な高さ
次に枕の高さは、高すぎず低すぎない「適度な高さ」のものが身体には最適です。
≪高さのある枕の場合≫
高さのある枕だと首の気道が狭くなってしまい「いびき」や「首・肩こり」の原因となります。
首の気道が狭くなると呼吸の際に充分な酸素を体内に取り込めず、なかなか疲れが取れないなど、睡眠の質を下げる要因となってしまいます。
≪低すぎる枕の場合≫
低すぎる枕だと頭が後ろに倒れすぎてしまい、頭に血が上るような体勢になってしまいます。
低い枕のせいで必要以上に角度がついてしまうと、首こりや肩こり、頭痛、寝違いの原因となってしまいます。
枕の正しい選び方③枕なしは危険
「枕なし」で寝る人もいますがこれは危険です。枕はそもそも「頭を支えてくれる役割」があります。
そのため、長時間の睡眠でも負担を和らげ、体を痛めないようにしてくれるものです。枕がないと頭や首の位置が安定しないので、首周りが「常に緊張している状態」になってしまいます。
このような状態で平均6~8時間も寝ると
- 首こり
- 肩こり
- 頭痛
- しわ
- たるみ
- 耳鳴り
- めまい
- 歯ぎしり
- 不眠症
など多くのデメリットがあります。
枕なしで寝ることが習慣になっている人は、「体への負担」が他の人よりも多くなっているのでやめましょう。
「参考:枕無しで寝るとどうなる?【危険!今すぐやめましょう】」
枕の正しい選び方④ぬいぐるみで寝るのはNG
意外と多いのが「ぬいぐるみで寝ている」ということです。ぬいぐるみのような、形が一定でなく不規則な「凹凸があるもの」は危険です。
これだと睡眠中の頭の位置が安定せず、寝違いのリスクが高まります。首こり肩こりを始め、何一つ良いことがありませんので、今すぐやめるようにしましょう。
枕の正しい選び方:まとめ
正しい枕の選び方について解説していきました。
正しい枕は「高反発」「適度な高さ」「首のアーチを作ってくれるもの」が、身体には負担が少ないことがわかりました。枕一つとっても身体には多くの影響があり、睡眠環境にも大きく影響してきます。
「日中の疲れを取るのは睡眠」です。
枕のせいで睡眠の質を落としてしまわないように、こだわって選んでいきましょう。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
当院でも睡眠に最適な枕のご用意もありますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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