寝る時に枕なしで寝ていませんか?枕なしで寝るのは実はとても危険なことです。
今回は「枕無しで寝るとどうなるのか」についてまとめています。
枕について知りたい方はぜひ本記事をお読みください。
枕無しで寝るとどうなる?【危険!今すぐやめましょう】
あなたは枕を使って寝ていますか?ほとんどの人が枕を使っている一方で、意外と多くの人が「枕なし」で寝ているとされています。
実際に枕に関する調査では、「20人に1人は枕なしで寝ている」という結果が出ました。何となくイメージが付きますが、枕なしで寝るのはとても危険です。その理由を見ていきましょう。
枕なしで寝るのが危険な理由
枕の役割はそもそも
- 頭や首の重さを支える
- 首や肩への負担をやわらげる
- 長時間の睡眠でも身体を痛めないようにする
というものがあります。
しかし枕がないと、後頭部が安定せず、アゴが引けた「うつむき姿勢」になってしまいます。すると、首周りに負担がかかり、筋肉の緊張、神経の圧迫、血流の低下に繋がってしまいます。
では、このような「枕なしの姿勢」で寝ると、身体にはどのような悪影響があるのでしょうか?
枕なしによる悪影響
枕なしによる身体への悪影響はこちらです。
- 頭痛
- 首こり・肩こり
- 耳鳴り・めまい
- いびき
- 不眠症
- 顔のむくみ
- 首のしわが増える
- 手のしびれ・手の冷え
- 睡眠時無呼吸症候群
など、枕が無いだけで体は緊張状態になり、このような不調が出てしまいます。
一日平均6~8時間睡眠を取ることを考えると、その間はずっと身体を痛める時間となってしまいます。
枕なしの方が調子いい理由
中には、「枕がない方が調子いい」と言う方もいませんか?
枕はそもそも「首を支えるもの」です。正常な首は頭を支えるために「S字カーブ」を描いています。
枕なしの方が調子いいということは、首のS字カーブは失われストレートネックになっていると言えます。つまりあなたの首はもう既に「ストレートネックで状態が悪い」のです。
枕なしに体が適応しており状態が悪い証拠なので、今日からやめるようにしましょう。
どんな枕が良い?
ここまで、枕無しで寝るとどうなるのか?についてご紹介しました。ではどのような枕を使えば、体に負担が少ないのでしょうか?
≪オススメは硬めの高反発≫
枕は「硬めの高反発」で寝るのが、体には負荷が少ないとされています。頭の重さは5~8キロほどあり、硬めの枕だと、頭の重さを支えてくれるため、首周りの緊張を取ってくれます。
また、高さは標準のものを使うのがベストです。高すぎたり低すぎたりすると、気道が狭くなり、いびきや無呼吸症候群の原因となってしまいます。
≪柔らかい枕の場合≫
柔らかい枕だと、頭の重さで沈んでしまい、首周りの緊張に繋がってしまいます。
また頭が沈むと、首の骨がまっすぐになってしまい、いわゆる「ストレートネック」のような状態になってしまいます。
日本人は睡眠不足が多い
日本人は世界的に見ても睡眠不足が多く、睡眠の質が悪いとされています。
6時間以下の睡眠の人は「睡眠不足」に分類され、40代50代の半数は睡眠不足とされています。また、厚生労働省調査によると、日本人の7割もの人は「現在の睡眠に満足していない」とされています。
毎日の忙しさや、スマホの普及により睡眠不足の人は年々増加しています。なかなか睡眠時間が取れない人は、「睡眠の質を高める」ことを重視するようにしましょう。
「参考:睡眠不足が続くとどうなるのか?【結論:寿命が縮みます】」
枕無しで寝るとどうなる:まとめ
今回は「枕無しで寝るとどうなるのか」についてご紹介しました。
まとめると
- 枕なしで寝るのは危険
- 日本人の20人に1人は枕なしで寝ている
- 枕の役割は、頭や首の負担を減らす
- 枕がないと後頭部が安定しない
- 枕がないと身体への負担が大きい
- 枕は高反発で標準の高さがベスト
- 日本人は睡眠不足が多い
- 睡眠時間が取れない人は質を高めよう
枕なしで寝るのは、肩こりや頭痛の原因になるだけでなく、将来の健康にも繋がります。
今日から枕を使って寝るようにし、体を労わってあげましょう。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
また、睡眠に最適な枕もご用意していますので気になった方は、お気軽にお問合せ下さい。
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