あなたは寝る時は豆電球をつけて寝ますか?それとも真っ暗で寝ますか?
本記事では「豆電球 or 真っ暗どっちが正解?」について深掘りしていきます。
睡眠の質を高めたい人はぜひ本記事をお読みください。
寝る時は豆電球 or 真っ暗どっちがいい?【睡眠に影響が出るのは】
日本人の約4割もの人が睡眠不足を感じており、特に40代50代に至っては「約5割」もの人が睡眠不足を感じているとされています。さらに、寝る時に「寝つきが悪い」と感じている人は26.7%もいるという調査もあります。
つまり、「4人に1人」は睡眠不足だけでなく、寝つきの悪さも感じています。睡眠の質を改善する方法もたくさんありますが、「寝る時の明るさ」はどうしていますか?
寝る時の明るさを調査したアンケートでは
- 豆電球派→5~6割
- 真っ暗派→4~5割
- 明るいまま→1割以下
となっており、豆電球派と真っ暗派で二分する結果となりました。
明るさにも、「寝やすい or 寝にくい」があると思いますが、「睡眠の質を高めるには」どちらが良いのでしょうか?
睡眠は豆電球が正解
睡眠の質の観点から見ると「豆電球」で寝る方が、熟睡できるとされています。その理由として、ほんのりと明るい光の下で寝た方が、脳が安心して深く寝ることができるからとされています。
少し光があるくらいの方が、何かあった時も「咄嗟に起きて行動に移せる」というのも熟睡できる理由の一つです。
真っ暗で寝ると不安を感じる
真っ暗で寝ると「脳が本能的に不安を感じ睡眠が浅くなってしまう」とされています。
「真っ暗で寝るのは怖い」と感じる人もおり、特に子どもに多い傾向です。これも「本能的に危険を感じてしまうから」とされています。
人は大昔の狩猟をしていた時代は、真っ暗で寝ることは危険が多かったため、遺伝子レベルで「真っ暗は不安だ」と感じるようにできています。
電気代を気にして消す人もいますが、豆電球ならLEDだと1年間でたった20円しか使わないので安心して点けれますね。
明るいと脳が覚醒してしまう
少数派ですが電気を付けっぱなしなど「明るい光」で寝る人もいます。明るい光のまま寝ると脳が「今は起きる時間」だと勘違いし、眠りが浅くなってしまいます。
また、交感神経(活動時に働く神経)が活発になってしまうため、自律神経のバランスが乱れてしまうのも睡眠の質を下げる要因の一つです。多くの人は「ついつい電気を付けっぱなしで寝てしまった」という経験もあると思います。
このような時は、起きたら疲れが取れていなかったり、無意識に電気を消していたということがありませんか。これも無意識に脳が「眠りにくい」と感じている証拠と言えます。
睡眠は光をコントロールする
豆電球で寝るだけでなく、眠る時には「光」をコントロールすることがとても大切になってきます。普段何となくしている行動があなたの睡眠の質を下げているかもしれません。
ここでは「太陽光」と「ブルーライト」について深掘りしていきます。
太陽光を浴びる
寝る時にカーテンを開けて寝ていますか?人の体は「光を感じると覚醒し始める」ようにできています。そのため、カーテンを少し開けて朝日と共に光が入ってくるようにすれば、徐々に身体が覚醒し始めます。
朝日で起きることが体には一番負担が少なく、慣れてくれば目覚ましなしでも朝スッキリと起きれるようになってきます。
太陽光で体内時計がリセット
人の体には「体内時計」が存在し、1日25時間のリズムで刻まれています。睡眠不足や夜更かしが続くとこの体内時計が乱れてしまい、自律神経が乱れるなど不調を感じやすくなります。
しかし、太陽光を浴びることでこの「ズレている体内時計」をリセットする効果があります。
そのため、朝はカーテンを開け朝日を浴びて起きることで、体に「朝が来た」と感じさせることができ、スッキリと起きることができるのです。
太陽光で睡眠の質が上がる
睡眠時、私たちの体では「メラトニン」という睡眠ホルモンが分泌されています。このメラトニンは、太陽光を浴びた後「14~16時間後」に分泌され始めます。
そのため朝に太陽光を浴びることで、夜寝る時にしっかりとメラトニンが分泌され、睡眠の質を高めてくれるのです。
例えば、夜10時に眠りたい人は朝の8時頃に太陽光を浴びれば、すんなりと入眠でき深い眠りにつけます。
ブルーライトをカットする
寝る前にスマホを見てから寝ていませんか?スマホ画面から出る光は「ブルーライト」と呼ばれ、睡眠の質を下げる原因となってしまいます。
寝る前に目から強い光を浴びると、自律神経のバランスが乱れます。特に交感神経(活動時に働き神経)が優位になってしまいます。
そのため脳が「まだ寝る時間じゃない」と錯覚し寝つきが悪くなってしまうのです。スマホを見て寝落ちをする人も多いですが、寝れたとしても脳はまだ活発に働いているため、眠りが浅くなってしまいます。
これはスマホだけでなく
- パソコン
- タブレット
- ゲーム
- テレビ画面
- 蛍光灯
などもブルーライトを発するものです。
寝る「30分~1時間前」にはブルーライトを避けることで、入眠しやすくなり深く眠れるため意識するようにしましょう。
その他睡眠の質を高める方法
ここまで睡眠の質を高めるために「光」に注目してお伝えしました。
その他の睡眠の質を高める方法を4つご紹介します。
- 換気をする
- 体温を下げる
- 寝具を見直す
- 骨格の歪みを整える
どれも簡単にできる睡眠の質を高める方法です。
一つずつ見ていきましょう。
換気をする
寝室の換気をしっかりとできていますか?寝る前10分でいいので寝室の空気を入れ替えることで、二酸化炭素濃度が下がり酸素濃度が上がります。
そうすると体内の酸素濃度も上がり、深い睡眠をすることができます。「酸素カプセル」というものがあるように、体内の酸素濃度が上がれば治癒力も上がることがわかっており、疲労回復にも効果的です。
体温を下げる
人の体は「体温を下げる」ことで睡眠の質が高くなることがわかっています。
人は眠る時自然と体温が下がって行くものなので、意図的に体温を下げることで体が「今から寝るんだ」と思うことができ、入眠しやすくなります。
体温を下げる方法として
- 室温を下げる
- 靴下を脱いで寝る
- 厚着しない
- 氷枕を使う
などがあります。
また、体温を下げるテクニックとして、お風呂や温かい飲み物で「あえて一度体温を上げる」というものがあります。意識的に体温を上げることで、再び体温が下がって行く段階で眠たくなりやすく、睡眠の質を高めることができます。
寝具を見直す
寝る時の寝具はどのようなもので寝ていますか?寝具は「体に負担の少ないもの」を選ぶことで、睡眠の質を高めることができます。
人の体は寝ている時も「重力」がかかっているため、体の重さを支えてくれる寝具が最適です。おすすめの寝具は「硬めの高反発」で、体への負荷が少ないので深く眠ることができます。
骨格の歪みを整える
「骨格に歪み」があると全身の代謝が悪くなるため深い眠りにつけません。
人間は「骨盤」や「背骨」を土台として、その周りに筋肉、神経、血管、臓器、皮膚などが組み上がっています。普段の姿勢や行動により、土台である「骨」に歪みが生じることが結果的に睡眠の質を下げる要因にもなってしまいます。
骨格の歪みを整えるには
- 姿勢を整える
- 運動をする
- 寝具を見直す
- 専門院の施術を受ける
などで整えることができます。
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睡眠は豆電球 or 真っ暗どっちが正解?まとめ
今回は「豆電球 or 真っ暗」についてや、その他「睡眠の質を高める方法」についてもご紹介しました。
まとめると
- 日本人の4割が睡眠不足
- 40代50代の5割は睡眠不足
- 寝る時に豆電球派は真っ暗派より少し多い
- 豆電球の方が安心して眠れる
- 真っ暗だと本能的に不安を感じる
- 明るい光は脳が覚醒する
- 人には体内時計がある
- 朝に太陽光を浴びる
- 寝る30分~1時間前にはブルーライトは避ける
- その他睡眠の質を高めるには換気、体温を下げる、寝具の見直し、骨格の歪みを整える
この内容を知っているだけでも睡眠の質を高めることができます。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
肩こり、腰痛を始めお身体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
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