『ストレス太り』という言葉がありますが、ストレスが増えると本当に太ってしまうのでしょうか？
原因は「ストレスホルモン」の増加だった？
ストレス太りを解消するには？
ストレスが増えると太る⁉
“ストレスを感じるようになってから太った”と感じる人も多いのではないでしょうか？
ストレス太りという言葉通り、ストレスを感じると人の身体は太りやすく痩せにくい身体へとなってしまいます。
その要因は「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールが関係しています。
まずコルチゾールとはどういったものなのでしょうか？
「ストレスホルモン」コルチゾールとは？
コルチゾールとは文字通り人がストレスを感じた時に増えるホルモンで、副腎皮質という心臓のすぐ下にある臓器から分泌されます。
コルチゾールは朝に最も多く分泌され、夜になるにつれ減少していきます。
普通に生活していれば誰でもストレスを受ける場面がありますが、コルチゾールが分泌されるとイライラや記憶力の低下が起こり、慢性的にストレスがかかることで「不眠症」や「うつ病」などにもなってしまいます。
ストレスホルモンの増加で太る
コルチゾールの分泌が増えると『食欲を鈍らせる』という作用があります。
そのためストレスを感じると満腹感が減り、ついつい食べ過ぎてしまい太る原因となってしまいます。
また、体内のコルチゾール値が高くなると身体が“栄養が足りていない”と判断し代謝の働きを低下させてしまい肥満の要因となってしまいます。
『やけ食い』という言葉があるように、ストレスがたまったから食べ過ぎてしまうというのにもこのような理由があったんですね。
コルチゾール分泌はバランスよく
コルチゾールが過剰に増えすぎると太る要因にもなってしまいますが、その反面適度な分泌だと「脂肪燃焼の促進」「炎症を抑える」「免疫の抑制」など身体にとって良い点もあります。
コルチゾールの分泌バランスを整えるには、『適度な運動』が有効です。
有酸素運動や筋トレなど普段からストレスのかかる状況を作り出すことで、ストレス耐性が強くなるというデータがあります。
実際に運動をしている人と運動不足の人でコルチゾール値を比較した研究によると、適度な運動をしている人はコルチゾール値の分泌が少ないということもわかっています。
このように『ストレスが増えると太る』というのはコルチゾールが関係していることがわかりました。
普段から適度な運動をすることでストレスに強くなり、太りにくく痩せやすい身体作りができますのでやはり運動は大切ですね。
当院のカイロプラクティックの施術だけでなく、このような日常生活で役立つ健康情報もお伝えしておりますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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