睡眠の質が上がると言われる「GABA」って結局何なのでしょうか?GABAの睡眠効果とは?
本記事では『GABAの睡眠効果』について深掘りしていきます。
睡眠の質を上げたい、GABAについて知りたいという方はぜひ本記事をお読みください。
GABAの睡眠効果とは?ストレスも軽減する?
サプリやお菓子などスーパーやコンビニで手軽に手に入る「GABA」。
特にチョコレートのパッケージにGABAと書かれているものをよく見かけます。
GABAとは「Gamma Amino Butyric Acid」の頭文字をとったもので、私たちの体内に存在している「アミノ酸」の一種です。
医療用医薬品としても認定されているほどその効果は高く、神経伝達物質として私たちの身体の中で働いています。
GABAは普段から体内で充分な量が存在していますが、ストレスがかかってしまうと不足気味になってしまい、ストレス社会と言われる現代ではGABAが不足している人が増加しています。
GABAの睡眠効果やその他の効能は?
ではそんな今注目のGABAにはどのような効果があるのでしょうか?
GABAを摂ることで得られるメリットは次の通りです。
- リラックス作用
- ストレスの軽減
- 睡眠の質を上げる
- 自律神経を整える
- 副交感神経を上げる
- 血圧を下げる
- 糖尿病予防
- 動脈効果の抑制
- 中性脂肪を減らす
など、ストレスやイライラを解消してくれる精神的な「リラックス効果」を始め、動脈硬化や糖尿病予防など生活習慣病の予防にも効果があるとされています。
GABAはお菓子やサプリだけでなく様々な食材にも含まれています。
ではどのような食べ物にGABAは多く含まれているのでしょうか?
GABAの睡眠効果:GABAを多く含む食べ物
GABAを多く含む食べ物がこちらです。
- 納豆
- 玄米
- 味噌汁
- キムチ
- トマト
- みかん
- バナナ
- たくあん
- じゃがいも
豆類やフルーツなど身体に良さそうなものばかりですね。
これに加え「ビタミンB6」を一緒に摂ることでGABAの合成を促進してくれるので、にんにくや魚なども併せて摂ることがより効果的です。
GABAの睡眠効果:GABAを摂るタイミングは?
GABAを摂るタイミングとしては「夜寝る前」に摂ることで睡眠の質を上げてくれる効果があります。
また最近では「昼間」にGABAを摂ることでも、日中のストレスを軽減してくれ夜眠りにつく際にも効果が出るとされています。
GABAの睡眠効果:GABAの効果を高めるには?
GABAの効果を高めるには「ビタミンB6と一緒に摂る」「寝る前や昼間に摂る」と効果的とご紹介しましたが、その他にも「睡眠の質を高める」こともGABAの効果を高めることができます。
睡眠をしっかりと摂ることで体内でGABAがしっかりと合成され、逆に睡眠が不十分だと合成量が減りGABAの効果を得ることができなくなります。
睡眠の質を高めるには
- 適度な運動
- バランスの取れた食事
- 寝る前に一度身体を温める
- 寝る前に換気をする
- マットレスや枕を高反発にする
- 豆電球で寝る
- 重い掛布団にする
- 寝る時以外ベッドに寝ない
- 骨格の歪みを整える
などが挙げられます。
睡眠の質を高めた上でGABAも摂ること毎日深く眠れるようになるので、睡眠に満足していない人は改善するようにしましょう。
睡眠の質を高める方法についてはこちらの記事にまとめました→「参考:睡眠の質を高める方法7選。疲れが取れない、不眠症の改善策は?」
GABAの睡眠効果:まとめ
『GABAの睡眠効果』について解説していきました。
まとめると
- GABAとはアミノ酸の一種
- GABAは神経伝達物質
- GABAはストレスがかかると減る
- GABA不足の人は増えている
- GABAにはリラックス効果がある
- リラックス効果以外にも生活習慣病の予防もできる
- GABAはサプリ以外にも食べ物からも摂れる
- ビタミンB6と一緒に摂ると効果が高い
- GABAを摂るタイミングは寝る前と昼間
- 睡眠の質を高めると効果が高い
ストレスが多い人や夜の睡眠に満足していない人は積極的にGABAを摂ることで改善されていきます。
同時に睡眠の質も高め毎日ぐっすりと眠れる生活を手に入れましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術により睡眠の質を高めるケアを始め、このような日常生活で役立つ健康情報もお伝えしておりますので気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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