足のむくみを感じますか?
足がむくむ原因は?
本記事では足のむくみの原因を5つに分けてご紹介します。
むくみの解消法もご紹介しますので、普段足がむくむ人はぜひ本記事をお読みください。
足のむくみ原因5選【解消する方法も解説します】
足のむくみを感じる人は多く、特に女性では8割以上がむくみを感じているとされています。
その中でも40代の女性は特にむくみを感じやすく約9割もの人がむくみを感じています。
女性に多い印象ですが「むくみの原因」や「むくむ行動」はどのようなものがあるのでしょうか?
そもそも「むくみ」とはなぜ起こるのでしょうか?
まずは「むくみの仕組み」についてみていきましょう。
足のむくみ原因:むくみとは
人の身体は「60~70%が水分」というのは聞いたことがあると思います。
普段は、その水分の多くが細胞や血液にあり一定のバランスを保っています。
しかし、筋力の低下や代謝の低下により「バランスが乱れ」皮膚の下に染み出てしまいます。
これがむくみです。
むくみの場所は「顔、まぶた、腕、指、脚、足」などほぼ全身で起こります。
特に太もも~ふくらはぎにかけては、むくみを感じやすい場所とされています。
では、日常のどのような行動が原因でむくみは起こるのでしょうか?
今回は、特に足のむくみに注目して5つに分けてご紹介します。
- 長時間の同じ姿勢
- 運動不足
- 塩分の多い食べ物
- 水分が足りない、摂りすぎ
- 骨盤の歪み
普段脚がむくむ人は心当たりがあるでしょうか?
一つずつ詳しく見ていきましょう。
足のむくみ原因①長時間の同じ姿勢
足のむくみの原因一つ目は「長時間の同じ姿勢」です。
長時間同じ姿勢でいると血流が悪くなり血管から水分が染み出しむくみます。
立っている場合、血液は重力に逆らって上へ上へと血液が全身を上っていきますが、長時間の立ち姿勢だと重力に逆らえず下半身に血液が停滞してしまいます。
また座り姿勢が長いとイスや地面に「お尻や太もも」が長時間接しているため血管が圧迫され血液が流れにくくなるのが原因です。
足のむくみ原因②運動不足
足のむくみの原因二つ目は「運動不足」です。
運動不足だと全身の代謝が落ち血液の循環が悪くなり、むくみやすくなります。
筋肉は全身の血液を流すためのポンプのような役割がありますが、運動不足により筋力が落ちると血流が悪くなります。
特に足の筋肉は下半身の血流を上半身に送るために大事な筋肉ですが、運動不足により筋力が弱まると足がむくみやすくなってしまいます。
40代の女性でむくみが増えるのは、年齢と共に筋力が低下し、「代謝が落ちてきたこと」が原因の一つと言えます。
足のむくみ原因③塩分の多い食べ物
「塩分の多い食べ物」も足のむくみ原因の一つです。
濃い食べ物や糖質の多い食べ物には「塩分」が多く、普段このような食べ物を多く摂っていると、むくみやすい身体になってしまいます。
体内の塩分濃度が高くなると身体が一定にしようとするため水分バランスが乱れむくみに繋がってしまいます。
塩分の多い食べ物は
- ラーメン
- うどん
- 焼きそば
- 丼もの
- お菓子
などです。
塩分が多いものを食べるとむくみだけでなく高血圧、脳卒中、動脈硬化、骨粗鬆症などにもなってしまいます。
足のむくみ原因④水分が足りない、摂りすぎ
「水分が足りない」ことも足のむくみの原因です。
体内の水分量が減ると身体が「水分を溜め込もう」とし、下半身に水分を溜め込むため、足のむくみに繋がります。
逆に「水分を摂りすぎた」場合も体内の水分量が増えるため、むくみやすくなってしまいます。
水分はこまめに適量飲むことが大切で、少なすぎても多すぎてもむくみの原因になってしまいます。
足のむくみ原因➄骨盤の歪み
最後にご紹介する足のむくみの原因は「骨盤の歪み」です。
骨盤が歪むと腰やお尻周りの代謝が低下し、下半身の血流が悪くなります。
骨盤は普段の姿勢の悪さが原因で歪むことが多く、むくみだけでなく「下半身の冷え」や「下半身太り」にも繋がります。
よく足を組む、片足体重で立つなど骨盤が歪む原因は、日常の何気ない行動に潜んでいるので注意するようにしましょう。
足のむくみ原因:女性に多い理由
足のむくみの原因を5つご紹介しましたが、女性の方がむくみを感じやすいというのを知っていますか?
何となく「むくみ=女性がなるもの」というイメージがある人もいると思います。
実際に女性がむくみを感じる割合が8割以上なのに対し、男性は4割程度しか感じないとされています。
女性は生まれつき男性よりも筋力が弱く代謝が低い傾向にあります。
また、男性ホルモンであるテストステロンの分泌も少なく、筋力が付きにくいという特徴もあります。
特に下半身の筋力が弱く、下半身の血流を上半身へ流すための筋力が弱いためむくみやすくなるというメカニズムです。
とは言え女性でもウォーキングやスクワットでしっかりと下半身を鍛えればむくみは解消することができます。
足のむくみ原因:むくみの解消法は?
では、そんなツラいむくみを解消する方法とはどのようなものがあるのでしょうか?
今回は5つご紹介します。
- 運動
- カリウムを摂る
- 水分を適度に
- 弾性ストッキングを履く
- 骨盤の歪みを取る
こちらも一つずつ深掘りしていきます。
足のむくみ解消法①運動
足のむくみ解消法一つ目は「運動」です。
運動と言ってもジムに行くなどの激しいものではなく、簡単なウォーキングや1日30回のスクワットなどでも充分効果はあります。
特に「足の筋肉を動かす」ことが血流が良くなりむくみ改善へと繋がります。
「ふくらはぎは第二の心臓」とも言われるほど下半身の血流を流す上で大切な場所で、湯船に浸かりマッサージをするだけでも効果あります。
「参考:ウォーキングのメリット7選【最強の運動は歩くこと】」
足のむくみ解消法②カリウムを摂る
足のむくみ解消法二つ目は「カリウムを摂る」です。
カリウムの働きは塩分を体外へ排出する働きがあるため、体内の塩分濃度のバランスを整えてくれる役割があります。
カリウムを多く含む食品は
- ほうれん草
- たけのこ
- 芋類
- バナナ
- 納豆
- 海藻類
などがあります。
むくみがある人は、これらの食品を普段の食事で取り入れるようにしましょう。
足のむくみ解消法③水分を適度に
「水分を適度に」飲むこともむくみ解消には効果的です。
先にも書いたように、「水分は不足しすぎても摂りすぎても」むくみの原因となってしまいます。
理想的な水分の摂り方は「こまめに飲む」です。
食事など何かのタイミングで一気に飲むのではなく、「1~2時間置きにコップ1杯飲む」「30分置きに水を口に含む」など意識しましょう。
こまめに飲むことが身体への負担が少なく代謝UPにも繋がります。
常に手の届く範囲に水を置いておくことが、こまめに飲む意識へと繋がりますのでオススメです。
「目盛付きウォーターボトル」があれば、こまめに水分補給ができます。
足のむくみ解消法④弾性ストッキングを履く
「弾性ストッキングを履く」も足のむくみを解消する方法です。
弾性ストッキングのように、「程よい着圧」で足を締め付けることで、下半身の血流が流れやすくなり、むくみ解消へと繋がります。
弾性ストッキングにも、締め付けの強いものものから弱いものまでいろいろあります。
これも締めすぎても弱すぎても逆効果になりますので、ほどよい着圧のものを履くようにしましょう。
足のむくみ解消法➄骨盤の歪みを取る
最後にご紹介する足のむくみ解消法は「骨盤の歪みを取る」です。
先に書いたように骨盤が歪むと、下半身の代謝が悪くなり足がむくむ原因になります。
骨盤の歪みを取るには「普段の姿勢を正す」ことや「ヨガ、ピラティス」など自分でできるものもあります。
また、整体やカイロプラクティックで客観的に診てもらい、自分の骨盤がどれだけ歪んでいるのか知るのも大切です。
骨盤は身体の土台で、むくみだけでなく腰痛や肩こりの解消など整えることで多くのメリットがあるのでオススメです。
足のむくみ原因:まとめ
「足のむくみの原因5選」や「足のむくみ解消法」についてご紹介してきました。
まとめると
- むくみとは体内の水分バランスが乱れ皮膚下に染み出したもの
- 女性の8割以上、40代女性の9割がむくみを感じている
- 足のむくみの原因は長時間の同じ姿勢、運動不足、塩分の多い食べ物、水分不足・水分の摂りすぎ、骨盤の歪み
- むくみが女性に多いのは生まれつき筋力が弱いから
- 足のむくみの解消法は運動、カリウムを摂る、水分を適度に、弾性ストッキングを履く、骨盤の歪みを取る
- ふくらはぎは第二の心臓
普段からむくみをよく感じる人は今回の内容を参考にむくみ改善に取り組みましょう。
これらのことをしっかりと意識して取り組めば必ず解消し、むくみ以外にも冷え性改善や下半身痩せにも繋がります。
当院ではカイロプラクティックの施術により日々の生活で歪んだ骨格のケアをし、むくみ解消のサポートをしています。
また、女性に人気の弾性ストッキングの販売もしておりますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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