熱中症対策していますか?
暑熱順化をすれば、夏の暑さにも負けない身体になれます。
本記事では「暑熱順化のやり方」を5つのステップでご紹介しています。
暑さ対策について知りたい方は、ぜひ本記事をお読みください。
暑熱順化のやり方5選【最強の暑さ対策とは】
熱中症で緊急搬送された人は、毎年「6万人以上」もいます。病院に搬送されていない人も加えると、さらに多くなりそうですよね。
暑さ対策の方法にもいろいろありますが、「暑熱順化」をご存じでしょうか?暑熱順化とは、簡単に言うと「夏の暑さに慣れる体を作る」というものです。暑熱順化した体になれば、熱中症になりにくくなり、夏に強い体質になることができます。
今回はその方法を5つに分けてご紹介します。
- 有酸素運動をする
- 筋トレをする
- 代謝の上がる食べ物を食べる
- ぬるま湯に浸かる
- 身体の歪みを取る
これらをすることで、熱中症に強い体質に慣れます。
一つずつ見ていきましょう。
暑熱順化のやり方①有酸素運動をする
暑熱順化のやり方一つ目は「有酸素運動をする」です。
暑熱順化は「やや暑い環境で、ややキツイ運動をする」ことで完了します。また、有酸素運動とは「軽い負荷が長時間続く運動」のことです。
6月や7月のピークまではいかない暑さの中で、ウォーキングなど少し負荷のかかる運動をしてみましょう。すると体内の代謝が上がり、汗をかきやすい体になれます。
そのため、暑さのピークが来る8月でも、熱中症の心配がなく、暑さに強い体質になれます。
有酸素運動の代表例として
- ウォーキング
- ジョギング
- サイクリング
- ヨガ
- ピラティス
などがあります。
自分に合ったものを試してみましょう。
「参考:ウォーキングのメリット7選【最強の運動は歩くこと】」
暑熱順化のやり方②筋トレをする
暑熱順化のやり方二つ目は「筋トレをする」です。
人の体は、「筋肉量が増える」ことで代謝が上がります。そのため、筋トレをし代謝を上げることで、血流が良くなり暑熱順化が完了します。
人の体は、全身の筋肉のうち「下半身に70%」もの筋肉が集まっています。そのため、特に下半身の筋肉を付けることが効果的です。
下半身の筋肉を付けるには、
- ウォーキング
- ランニング
- スクワット
などがあります。
下半身の筋肉を付けることで、「むくみ解消」「冷え性解消」などの効果もあるのでおすすめです。
暑熱順化のやり方③代謝の上がる食べ物を食べる
暑熱順化のやり方3つ目は「代謝の上がる食べ物を食べる」です。
食べ物から代謝を上げ、汗をかくことも、暑熱順化の方法の一つです。体の内側から血流を上げ、汗をかくことで、夏の暑さに強い身体になれます。
代謝を上げる食べ物は
- 唐辛子
- 魚類
- 大豆製品
- 生姜
- 玉ねぎ
- ニンニク
- ナッツ類
などがあります。
暑熱順化のやり方④ぬるま湯に浸かる
暑熱順化のやり方4つ目は「ぬるま湯に浸かる」です。
あなたは毎日、湯船に浸かっていますか?暑熱順化を完了させるには「40℃のぬるま湯に、10~15分程度浸かる」ことが必要です。ポイントは「ぬるま湯に汗をかくまで」です。
暑すぎる温度のお湯に浸かると、身体に負担が大きいため、ぬるま湯でじわじわと汗をかく程度浸かるようにしましょう。
暑熱順化のやり方➄身体の歪みを取る
暑熱順化のやり方5つ目は「身体の歪みを取る」です。
体の歪みを取ることで、代謝が上がり血流が良くなります。姿勢が悪い人は、良い人に比べ代謝が悪く、汗をかきにくくなっています。そのため体に熱がこもりやすく、熱中症にもなりやすいのです。
体の歪みを取り、代謝を上げることで血流も良くなり、夏の暑さにも強い体質になれます。
体の歪みを取るには
- 姿勢を正す
- 運動をする
- ストレッチをする
などがあります。
また、カイロプラクティックや整体などの専門院で施術を受けることも有効です。客観的に自分の体を診てもらい、手の届かないところを診てもらいましょう。
「参考:【八尾市】マッサージより効果が高い訪問整体-50分5,500円-出張費無料」
暑熱順化はいつからやる?
ここまで暑熱順化のやり方について5つご紹介しました。
では、暑熱順化はいつ頃からやればよいのでしょうか?暑熱順化は、暑さのピークが来る前の「6月~7月」までに行うことが効果的です。
猛暑の暑さが来る前に、暑さに強い体質を作ることで、真夏の暑さにも対応できるようになれます。
なぜ暑さに強くなるのか?
暑熱順化が完了すれば汗をかきやすくなり、体に熱を溜め込まず、逃がすことができるようになります。
体温も下がりやすく、血中のナトリウムイオン濃度も低下します。ナトリウムイオン濃度が下がれば、本来なら汗と一緒に排出される「ミネラル分」の量が減ります。
そのため、熱中症による「けいれん」や「意識障害」なども起こりにくくなるのです。
暑熱順化をすれば、この濃度は「30~40%も下がる」ことがわかっており、熱中症対策にはとても効果的だと言えます。
暑熱順化のやり方:まとめ
今回は暑熱順化のやり方についてご紹介しました。
まとめると
- 熱中症で緊急搬送される人は毎年6万人以上
- 暑熱順化とは「夏の暑さに強い体質になること」
- 有酸素運動をやや暑い環境で、ややキツイ運動をすると良い
- 筋トレをすると代謝が上がり汗をかきやすくなる
- 代謝の上がる食べ物を食べ、内側から代謝を上げるのも有効
- 40℃のぬるま湯に10分~15分浸かると暑さに強くなれる
- 身体の歪みを取ると代謝が上がり、体内に熱がこもるのを防げる
- 暑熱順化は真夏のピークが来る前にやると良い
- 暑熱順化をすると熱中症の症状になりにくくなる
あまり聞く慣れない「暑熱順化」ですが、熱中症対策として近年注目されています。
暑さに強くなるだけでなく、健康にも直結するのでぜひ試してみて下さい。
当院では八尾市、東大阪市を中心に訪問整体を行っています。気になった方はお気軽にご予約下さい。
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