40代になって身体の疲れが取れなかったり、睡眠不足を感じていませんか?
40代の理想の睡眠時間は?
本記事では「40代の理想の睡眠時間」についてまとめています。
睡眠に満足していない人はぜひ本記事をお読みください。
40代の理想の睡眠時間は?【40代は全然足りていない】
世界的に見ても、日本人は睡眠時間が少ない傾向にあることが知られています。
その中でも、「40代50代」は圧倒的に睡眠不足の人が多いとされています。
実際に「令和元年厚生労働省の国民健康・栄養調査」によると、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は
- 男性40歳~49歳→48.9%
- 男性50歳~59歳→49.4%
- 女性40歳~49歳→46.4%
- 女性50歳~59歳→53.1%
と男女共に「約50%の人が睡眠不足」という結果が出ています。
これを見てわかる通り、40代50代の男女の半数が眠れていないことがわかります。
これは10代、20代、30代、60代以上と比べても圧倒的に多い割合です。
では、40代50代の理想の睡眠時間は何時間なのでしょうか?
睡眠時間は7~8時間
理想の睡眠時間は、子ども~老人までで大きく変わってきます。
- 0カ月~3か月→14~17時間
- 4カ月~11カ月→12~15時間
- 1歳~2歳→11~14時間
- 3歳~5歳→10~13時間
- 6歳~13歳→9~11時間
- 14歳~17歳→8~10時間
- 18歳~64歳→7~9時間
- 65歳~→7~8時間
このように、子どもの方が睡眠時間は長く、大人になるにつれ短くなっていきます。
これを見ると40代50代の理想の睡眠時間は、「7~9時間」ということがわかりますね。
しっかりとこの時間を寝ることができているでしょうか?
理想の睡眠時間に足りていない人は、生活習慣や睡眠環境の改善をしましょう。
「参考:年齢別で理想の睡眠時間は?【意外と知らない人多いです】」
6時間未満の人は睡眠不足
では、そもそも「睡眠不足」とはどのような人のことを指すのでしょうか?
睡眠不足の定義は「睡眠時間が6時間に足りていない人」のことを指します。
睡眠不足の感じ方にも個人差はありますが、多くの人が「6時間未満だと睡眠不足を感じる」とされています。
6時間未満だと、ただ眠気を感じるだけでなく、
- パフォーマンスが低下
- ストレスの増加
- 免疫力の低下
- 太りやすくなる
- 寿命が縮まる
など、身体にも多くの影響が出てしまいます。
「参考:睡眠不足が続くとどうなるのか?【結論:寿命が縮みます】」
そのため、40代50代の人の多くは、これらの症状が出るリスクがあります。
では、なぜこの世代の人たちは「理想の睡眠時間」を取れていないのでしょうか?
40代50代が睡眠不足の理由
40代50代の人が、睡眠不足の理由として挙げられるのは次のようなものがあります。
- 40代男性→仕事、寝る前のスマホ・趣味、健康状態
- 40代女性→家事、仕事、寝る前のスマホ・趣味、育児、健康状態
- 50代男性→仕事、健康状態、寝る前のスマホ・趣味
- 50代女性→仕事、家事、健康状態、寝る前のスマホ・趣味
このように、男性では年齢的に責任の伴う「仕事」が上位に来ており、女性では「家事」「仕事」が上位に来ていることがわかります。
さらに、この世代で特徴的なのが20代30代では割合の少なかった「健康状態」が上位に来ています。
年齢を重ねると、いかに健康状態が悪くなっていくのかがわかります。
健康のピークは20歳
「健康のピークは20歳」ということを知っていますか?
人間の身体は20歳をピークに、そこからは緩やかに低下していくことがわかっています。
30代くらいまでは、若さで何とかなっていたものも、40歳前後から身体が痛くなり、言うことを効かなくなってきてしまいます。
毎日身体のメンテナンスをしているスポーツ選手でも、この頃からパフォーマンスが落ち、40歳前後で引退する人が多いですよね。
毎日身体をケアしているアスリートでも衰退していくことを考えると、一般人の私たちが身体に不調が出るのも当然と言えます。
「参考:老化は何歳から始まる?【結論:20歳から始まってます】」
隠れ不眠のサイン
自分は大丈夫だと思っていても「隠れ不眠のサイン」があります。
次のような症状がある人は「隠れ不眠」のサインが出ています。
- 寝つきが悪い
- 5分以内に寝落ち
- 寝ている途中で目が覚める(中途覚醒)
- 予定時間よりも早くに目が覚める(早朝覚醒)
- 全体的に睡眠の質に満足できていない
- 午前中に眠たくなる
- 昼食を食べたら眠くなる
- 電車やバスで居眠りをする
- 寝ても疲れが取れていない
- 休みの日に平日より睡眠時間が長い
自覚がなくてもこれらの症状がある人は、「隠れ不眠」の可能性があります。
身体に不調が出る前に、睡眠環境や生活習慣を改善することが必要です。
「参考:隠れ不眠のサイン7選【自分では気づいてない特徴とは】」
リモートワークでさらに増加
ただでさえ睡眠不足の多い40代50代ですが、近年では、「リモートワークの増加」でさらに睡眠障害の人が増えています。
リモートワークだと、時間に余裕ができるため、ついつい夜更かしをする人が増えています。
夜更かしが続くと、生活リズムが乱れてしまい、睡眠不足が加速します。
リモートワークになっても、規則正しい生活を意識することが大切です。
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることを意識するようにしましょう。
40代の理想の睡眠時間:まとめ
今回は「40代の理想の睡眠時間」についてご紹介しました。
まとめると
- 日本人は世界的に見ると睡眠不足
- その中でも40代50代の半数は睡眠不足
- 睡眠不足は6時間未満の人
- 理想の睡眠時間は各年代で違う
- 40代50代の理想の睡眠時間は7~9時間
- 40代50代は仕事、家事、健康問題で睡眠不足が増える
- 健康のピークは20歳
- 隠れ不眠のサインがある
- リモートで睡眠不足は増加
睡眠は、健康においてとても大切な要素です。
40代50代は何かと忙しく睡眠時間が取れませんが、睡眠時間をしっかりと確保するようにしましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術により、日々の生活で歪んだ骨格のケアをし、健康になるためのサポートをしています。
また、このような日常生活で役立つ情報お伝えしておりますので、気になった方はお気軽にご予約下さい。
↓関連記事はこちら↓