腸活や温活が流行っているように、お腹を温めると様々な効果があります。実際に温めるとどんな効果があるのでしょうか?
そこで今回は「お腹を温める効果」について5つご紹介します。
気になる方はぜひ本記事をお読みください。
お腹を温める効果5選【場所や方法 温めるとどうなる?】
子どもの頃シャツをズボンに入れるように言われませんでしたか?実はこの「お腹を温める」という行為は、健康においてとても理にかなっていて大切なことです。
お腹の内側には「腸」がありますよね。腸を温めると健康に直結します。
では、実際に「お腹を温める」とどんな効果があるのでしょうか?
今回は5つに分けてご紹介します。
- 腸内環境が整う
- 免疫力UP
- 美肌効果
- ダイエット効果
- ストレス耐性
ただお腹を温めるだけで、これだけのメリットがあります。一つずつ詳しく深掘りしていきましょう。
お腹を温める効果①腸内環境が整う
お腹を温める効果一つ目は「腸内環境が整う」です。腸を温めると体に良さそうですよね。
お腹の内側には「腸」があります。この腸が冷えると働きが鈍くなり、便秘、軟便、腸内細菌のバランス悪化などに繋がります。
逆に腸の温度が上がることで、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になり、腸内の活性化に繋がります。蠕動(ぜんどう)運動とは、腸を動かし便などを先へ先へと動かす運動のことです。
腸は第二の脳と言われるほど繊細で緻密な臓器で、腸の悪化は体の不調に直結します。
お腹を温める効果②免疫力UP
お腹を温める効果二つ目は「免疫力UP」です。免疫力とは病気にならないために戦う力のことです。そのため、免疫力がUPすると風邪や感染症にかかりにくくなるので、強くて丈夫な体になることができます。
お腹を温めて腸が温かくなると、この免疫力がUPします。腸の中には「免疫細胞」と言われる細胞があります。腸が温まると免疫細胞が活発に動き、菌やウイルスを退治してくれます。
この免疫細胞は全体の7割が腸に存在するため、腸を温め免疫細胞の働きを良くすることはとても大切なことです。免疫力が上がることでウイルスや細菌に感染しにくくなり、風邪や病気に強い体になることができます。
「参考:免疫力を上げる食べ物5選。感染しない身体作りに必要なことは? 」
\お腹を温める効果③美肌効果
お腹を温める効果3つ目は「美肌効果」です。お腹と美肌って一見関係なさそうですよね。しかし腸と肌は密接な関係にあるんです。
お腹が冷えると体中に有害物質が発生し、血液を通り、肌や髪などに悪影響を与えてしまいます。寒い時期は肌が乾燥しガサガサになるイメージがありますよね。もちろん外気の乾燥も原因としてありますが、体の内側が冷えるとお肌の調子も悪くなるのです。
一方でお腹を温めると腸が整い、肌細胞のターンオーバー(生まれ変わり)がスムーズに行われるようになります。ここでも腸が関係してきましたね。肌のターンオーバーは約28日周期で行われており、この周期が乱れず定期的であるほど肌の健康は守られます。
肌が健康になるとお肌にハリやツヤが生まれ、若々しくきれいな肌になることができます。さらに凄いことに、お腹を温める肌ケアは「表面からのスキンケアよりも効果が高い」と言われています。
保湿クリームや化粧水など、外側からは即効性がありますがその場限りの効果です。一方で、内側からのスキンケアは長い目で見て効果が高いことがわかっています。
お肌のお悩みがある人は、お腹を温めることも意識した方がよさそうですね。
お腹を温める効果④ダイエット効果
お腹を温める効果4つ目は「ダイエット効果」です。お腹を温めるだけでダイエット効果が得られたらお得ですよね。
お腹を温めると腸の動きが活発になり、体全体の代謝が上がることがわかっています。代謝とは血流の流れや細胞の生まれ変わりのことを指します。また平均体温も上がることがわかっています。
あなたの平均体温は何度くらいですか?様々な研究で、平均体温がいつもよりたった1℃上がるだけで「代謝が13%もUPする」ということがわかっています。そのためお腹を温め→代謝が上がり→平均体温が上がると→脂肪が燃焼しやすくなります。
基礎代謝が上がるとただ息をしているだけで、多くのカロリーを消費できます。これは運動を頑張ってカロリーを消費するよりも楽で、効果が高いです。
痩せやすく太りにくい体質へも生まれ変われるので、痩せたい人は意識してお腹を温めるようにしましょう。
「参考:基礎代謝を上げる方法5選【代謝が上がれば呼吸で痩せます】」
お腹を温める効果➄ストレス耐性
お腹を温める効果5つ目は「ストレス耐性」ができます。ストレス耐性とはストレスに強くなる力のことです。
腸はとても繊細な臓器で「感情」にも関与しています。お腹が痛くなったらやる気がなくなりますよね。お腹が痛いのに元気いっぱいで絶好調!という人はいないと思います。
腸と感情は密接に関わっており、腸にはなんと「約1億個」もの神経細胞が存在しています。神経細胞とは感情の伝達に影響している細胞です。これは脳の約140億個に次ぐ多さで、腸には「脳に頼らず独自で判断できる機能」があります。
そのためお腹を温めることで神経細胞も活発に動き、ちょっとの事じゃへこたれないストレスに強い体にもなれるのです。
お腹を温める方法は?
ここまで、お腹を温める効果について5つご紹介しました。思ったよりもいろんなメリットがありましたよね。では、そんなお腹を温める方法とは具体的にどんなものがあるのでしょうか?
- 腹巻を活用する
- お腹にカイロを貼る
- シャツ、上着はお腹に入れる
- 15分以上の継続した運動
- ぬるま湯に15分浸かる
- 体温を上げる食事
- 良質な睡眠
- 骨格を整える
などが挙げられます。
ただお腹を温めるという行為だけでも体調は大きく変化し、健康に直結するので意識してお腹を温めるようにしましょう。
「参考:冷えた身体を温める食べ物5選【冷え性改善効果のある食べ物とは】」
お腹を温める効果:まとめ
今回はお腹を温める効果についてご紹介しました。
まとめると
- お腹を温めると健康に直結する
- お腹を温めると腸内環境が整う
- 腸が整うと免疫力がUPする
- 腸が整うと肌のターンオーバーがスムーズになる
- お腹を温めると代謝が上がり、ダイエット効果がある
- お腹を温めるとストレス耐性ができる
- お腹を温める方法を日常に取り入れよう
寒い時以外あえてお腹を温めるということはしませんよね。今回のことを踏まえて、日常から意識してお腹を温めるようにしましょう。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの訪問施術を行っています。
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