「姿勢が悪いと太る理由」について知っていますか?
姿勢の悪さと太ることは関係なさそうですが二つの相関関係とは?
本記事では「姿勢が悪いと太る理由」について深掘りしていきます。
なかなか痩せない人、姿勢が悪い人はぜひ本記事をお読みください。
姿勢が悪いと太る理由とは?
自分の姿勢が悪いと感じている人は日本人の約8割もいるとされています。
また肥満の人は、「男性3人に1人」「女性5人に1人」もいると言われています。
そしてその人口は、40代50代と歳を重ねるにつれ増えていきます。
「参考:40代50代で中年太りが増える原因は?中年太りの解消法は?」
では「姿勢の悪さ」と「肥満」にはどのような関係があるのでしょうか?
二つの関係を深掘りしていきましょう。
姿勢が悪いと太る:代謝が落ちるので太る
姿勢が悪いと太る理由として挙げられるのが「代謝の低下」です。
姿勢が悪いと
- 全身の代謝が落ちる
- 汗をかきにくくなる
- 筋量が落ちる
- 余計なところに脂肪が付く
ということに繋がります。
また大胸筋、腹筋、背筋など大きな筋肉が弱ってしまい、代謝が落ち脂肪が付きやすくなります。
逆に姿勢の良い人は、基礎代謝が高く呼吸をしているだけで使われるカロリー量が増えるため、痩せやすく太りにくくなります。
姿勢が悪いと太る:太りやすい悪姿勢とは
では、普段どのような姿勢をしている人が代謝が落ち、太りやすくなってしまうのでしょうか?
主な悪い姿勢がこちらです。
- 猫背
- 反り腰
- 巻き肩
- 首が前に出る
- ストレートネック
よく耳にするようなものばかりですね。
日常生活でこのような姿勢を続けていると、必要なところに筋肉が付かず、その代わりに脂肪が付いてしまいます。
また、猫背や反り腰だとお腹周りに脂肪が付きやすくなり「ぽっこりお腹」や「下半身太り」の原因にもなってしまいます。
このような悪い姿勢には
- 脚を組む
- 片足体重で立つ
- 横座り(お姉さん座り)
- 長時間同じ姿勢(パソコン、スマホ、ゲーム、テレビなど)
- ソファーで寝る
- 下・横向きで寝る
このような姿勢を、普段からよくしている人がなりやすい傾向があります。
「参考:骨盤に歪みが出る原因7選【その癖やめないとヤバいです】 」
姿勢が悪いと太る:姿勢チェック方法
では、自分の姿勢が良いのか悪いのか、猫背なのか反り腰なのかチェックする方法はあるのでしょうか?
今回は代表的なチェック方法を2つご紹介します。
姿勢のチェック方法①壁に背を向けて立つ
壁に背を向けて「頭」「肩」「お尻」「ふくらはぎ」「かかと」を付けて立ってみてください。
この時窮屈に感じたり、どこか離れてしまえば猫背の可能性があります。
また背中に手を入れて握りこぶしが入るくらい隙間があれば反り腰と言えます。
正しい姿勢の人は、
- アゴが上がらない
- 全部が壁に付いた状態
- 窮屈に感じない
- 手のひらがギリギリ背中に入る
このような状態がキレイな姿勢ですので、自分の現状を知るためにも試してみましょう。
姿勢のチェック方法②横から鏡を見る
鏡を横から見るのも自分の姿勢がわかりやすいです。
鏡は前から見ることが多いですが、横から見てみてください。
まっすぐ立った時に、「耳が肩の真上」に来ていれば良い姿勢です。
また、「耳が肩より前」に出ていれば、ストレートネックや巻き肩であると言えます。
また、腕が身体の横に来ず前に出ている人も巻き肩と言えます。
姿勢が悪いと太る:正しい姿勢とは
ここまで悪い姿勢とそのチェック方法について紹介しました。
では「正しい姿勢」とはどのようなものなのでしょうか?
立ち姿勢、座り姿勢、寝姿勢の3つに分けて解説していきます。
正しい立ち姿勢
正しい立ち姿勢は「耳」「肩」「腰」「ひざ」「足首」が位置が一直線になっている姿勢です。
鏡で横から見たり、誰かほかの人に横から見てもらいましょう。
カメラで撮ってもらったり、最近では姿勢をチェックできるアプリなどもあります。
普段自分がどのような姿勢でいるのかを確認してみましょう。
正しい座り姿勢
正しい座り姿勢は
- 椅子に深く座る
- 背もたれに背中を付ける
- 骨盤を立てる
- 背筋を伸ばす
- 胸を張る
というのが正しい姿勢です。
浅く座ったり脚を組むと骨盤は後ろに傾いてしまい、お腹や腰、背中周りの代謝が落ち太る原因となってしまいます。
この正しい姿勢を続けることが窮屈に感じる人は、必要な場所に筋肉がついていない証拠と言えます。
長い目で見て根気よく続けていくことで。だんだんと楽な姿勢になっていきます。
「参考:正しい椅子の座り方は?【これで肩こり腰痛が改善します】」
正しい寝姿勢
正しい寝姿勢は「仰向けで寝る」です。
仰向けで寝ると、身体の重さがマットレスに均等に分散されます。
そのため、身体への負荷が減り、代謝も上がるので「脂肪が付きにくく」なります。
横向きや下向きで寝ると、「筋肉の硬直」や「骨の歪み」に繋がり、代謝は落ちるため太りやすくなってしまいます。
とは言え、人間は一晩で無意識に「20回以上寝返り」を打つので、横を向くこともあります。
「寝始め」と「途中で目が覚めた時」は、仰向けになることで身体への負担を軽減できます。
また、注意点として仰向けの正しい姿勢で寝ていたとしても、マットレスが柔らかければ意味がありません。
身体の重さで腰部分が沈み、代謝の悪化に繋がるため「マットレスは高反発のもの」を使うようにしましょう。
姿勢が悪いと太る:まとめ
今回は「姿勢が悪いと太る理由」や「姿勢のチェック方法」「正しい姿勢」について解説していきました。
まとめると
- 姿勢が悪いと太る
- 姿勢が悪い自覚のある人は8割以上
- 肥満の人は男性3人に1人、女性5人に1人
- 姿勢が悪いと代謝が落ち太る
- 猫背や反り腰はぽっこりお腹や反り腰の原因になる
- 姿勢のチェック方法は壁に背を向けて立つ
- 姿勢のチェック方法は鏡を横から見る
- 姿勢がキレイだと代謝が上がり痩せやすく太りにくくなる
普段「なんとなくしている姿勢」が、太る原因に繋がっているかもしれません。
姿勢が良くなれば、同じ行動をしても代謝が上がり、「痩せやすく太りにくい体質」になれます。
姿勢の悪さは太るだけでなく、肩こり、腰痛、頭痛など「身体の不調」に繋がってしまうため、意識して改善するようにしましょう。
当院は八尾、東大阪を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
肩こり、腰痛を始めお身体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
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