脂肪を燃焼する食べ物はどのようなものがあると思いますか?
今回は意外と知らない「脂肪燃焼効果のある食べ物・飲み物」を7つに分けてご紹介します。
脂肪が気になる方、ダイエット中の方はぜひ本記事をお読みください。
脂肪を燃焼する食べ物・飲み物7選
日本人男性の3割、女性2割が肥満とされています。
また、歳を重ねるにつれ「肥満率」は増えることがわかっています。
「ダイエット経験がある」という人は約9割にも上り、多くの人が脂肪が気になっているということがわかりますよね。
ダイエットには、「脂肪燃焼」が欠かせません。
では、実際にどのような食べ物・飲み物に脂肪燃焼効果があるのでしょうか?
今回は他ではあまり紹介されていない7つをご紹介していきます。
- 肉類
- 魚
- 唐辛子
- 梅干し
- レモン白湯
- 生姜湯
- リンゴ酢
意外なものばかりですが、どれも手軽に手に入るものばかりです。
一つずつ深掘りしていきましょう。
脂肪を燃焼する食べ物・飲み物7選①肉類
脂肪を燃焼する食べ物一つ目は「肉類」です。
肉類には脂肪燃焼を助ける成分が豊富で、
- 牛肉→L-カルニチンという脂肪をエネルギーに換えてくれるアミノ酸が豊富
- 豚肉→糖質の代謝を助けるビタミンB1が豊富
- レバー→脂質の代謝を助けるビタミンB2が豊富
- 鶏肉→高タンパク低糖質で脂肪が増えにくい
などの効果があります。
「ダイエット中にお肉」は何となくイメージに無いですよね。
しかし、それぞれに脂肪燃焼効果があり、高タンパク低脂質なものばかりです。
注意点として脂身の多い肉は、食べすぎるとコレステロールの増加に繋がります。
そのため、太る原因や動脈硬化のリスクが高まります。
お肉を食べる時は、「脂身の多いもの」は避けるように気を付け、適量を食べるようにしましょう。
「参考:肉か魚どっちが痩せる?実は知らない驚きのダイエット効果とは?」
脂肪を燃焼する食べ物・飲み物7選②魚
脂肪を燃焼する食べ物2つ目は「魚」です。
魚には、脂肪燃焼を促進する「DHA」「EPA」が豊富に含まれています。
これらの成分は、「体内で生成することができない」ので、食事から摂る必要があります。
DHAやEPAには脂肪燃焼効果のほか
- 中性脂肪を下げる
- 血流UP
- 血糖値を下げる
- 悪玉コレステロールを減らす
などの働きがあります。
“油は身体に良くない”というイメージがありますよね。
しかし「魚の油は良質な脂質」のため、むしろ積極的に摂るべき脂質です。
また、魚は「高タンパクで低カロリー」と脂肪が増えにくいため、ついつい多く食べてしまっても安心な食べ物です。
脂肪を燃焼する食べ物・飲み物7選③唐辛子
「唐辛子」も脂肪を燃焼する食べ物の一つです。
唐辛子には「カプサイシン」が豊富です。
カプサイシンには、血流を活性化させ「基礎体温を上げる効果」があります。
また、交感神経も活発化されるためアドレナリンが分泌され、脂肪燃焼を促進する効果があります。
唐辛子と言っても丸々一本食べる必要はありません。
味噌汁やスープに「一味」や「七味」を少し加えるだけでも、充分な効果を得ることができます。
そして、唐辛子の凄いところがその「持続性」です。
一度食べると長時間にわたり体温を上げ、血流をUPしてくれるため、脂肪燃焼だけでなく寒さ対策にも効果的です。
「参考:冷えた身体を温める食べ物5選【冷え性改善効果のある食べ物とは】」
脂肪を燃焼する食べ物・飲み物7選④梅干し
「梅干し」も脂肪を燃焼する食べ物です。
梅干しに含まれている「バニリン」には、脂肪燃焼効果があることがわかっています。
また、このバニリンは脂肪細胞に刺激を与え「脂肪細胞を小さくする」という効果もあります。
実際に、梅干しで有名な和歌山の女性を対象にした研究があります。
すると、毎日梅干しを3個食べた女性は食べていない女性に比べ、BMI値が低かったという結果が出ました。
さらに、梅干しに豊富な「クエン酸」には血液をサラサラにし、代謝をUPにしてくれる効果もあります。
脂肪を燃焼する食べ物・飲み物7選➄レモン白湯
ここからは「脂肪を燃焼する飲み物」を3つご紹介します。
まず一つ目は「レモン白湯」です。
レモン白湯とは、水を一度沸騰させ、冷ましたお湯にレモンを絞ったものです。
レモンには梅干しと同じく「クエン酸」が豊富です。
クエン酸には、体内のミトコンドリアを活性化させ代謝UPを促進し、脂肪燃焼に繋がる働きがあります。
また、レモン白湯には食欲を抑える効果もあります。
そのため、「食べすぎを防いでくれるのに脂肪は燃焼してくれる」という、とても優秀な働きがあります。
そして「白湯」自体にも自律神経のバランスを整えたり、腸内環境を整える効果もあります。
こちらの面からも代謝UPに繋がる効果を得ることができます。
レモン白湯を飲むタイミングは
- 寝る前
- 寝起き
- 食前
- 食事中
が効果が高いとされています。
脂肪を燃焼する食べ物・飲み物7選⑥生姜湯
次にご紹介する、脂肪燃焼効果のある飲み物は「生姜湯」です。
生姜湯には、代謝を上げ「身体を温める効果」があることが知られています。
風邪を引いた時などによく飲まれますよね。
体温が1℃上昇すると基礎代謝が13%もUPすることが分かっており、これはおにぎり約1個分に相当します。
それに加え、生の生姜に熱を加えると「ショウガオール」という成分が作られ、このショウガオールには脂肪を燃焼する効果があります。
また、運動をする前に生姜湯を飲むことで、脂肪燃焼効果はさらに高めることがわかっており、ダイエットをしている方にはおすすめです。
脂肪を燃焼する食べ物・飲み物7選⑦リンゴ酢
最後にご紹介する脂肪を燃焼する飲み物は「リンゴ酢」です。
リンゴ酢にも、クエン酸が豊富に含まれており、代謝がUPし脂肪を燃焼する効果があります。
その他にも血糖値の上昇を抑える効果もあるため、「食前」や「食事中」に飲むことで糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
実際に肥満の人を対象にした12週間にわたる実験では、リンゴ酢を飲んだ人の「体重」「内臓脂肪」「腹囲」が大幅に減ったという結果が出ています。
リンゴ酢には脂肪燃焼効果以外にも多くの健康効果があることが注目されており
- 美肌効果
- むくみ解消効果
- 腸内環境を整える効果
もあることがわかっています。
おすすめのリンゴ酢の飲み方は150mlのお湯にリンゴ酢を大さじ1杯、はちみつを15g加えたものです。
はちみつにも血糖値の上昇を防ぐ働きがある上、甘くなるので飲みやすくなり無理なく飲むことができます。
脂肪を燃焼する食べ物・飲み物7選:まとめ
今回は「脂肪を燃焼する食べ物・飲み物」を7つに分けてご紹介しました。
まとめると
- 日本人の男性3割、女性2割が肥満
- 歳を重ねるにつれ肥満率が上がる
- 脂肪を燃焼する食べ物は肉類、魚、唐辛子、梅干し
- 肉は高タンパク低糖質、食べすぎには注意
- 魚は良質な油が多く高タンパク低カロリー
- 唐辛子には体温を上げ代謝を上げる効果
- 梅干しには脂肪燃焼効果、血流を上げる効果
- 脂肪を燃焼する飲み物はレモン白湯、生姜湯、リンゴ酢
- レモン白湯は「寝る前」「起きた時」「食前」「食事中」のどこかで飲む
- 生姜は熱を加えると脂肪燃焼効果が高まる
- リンゴ酢は「食前」や「食事中」に飲む。ハチミツを加えると効果UP
どれも普段の食事に一工夫するだけで効果がUPし、簡単に取り入れることができるためおすすめです。
これに加え運動や睡眠環境を整えると効果はさらに高まります。
運動が面倒くさいという人は、まずこれらの簡単なことから始めるのが良いかもしれませんね。
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