あなたは花粉症ですか?
花粉シーズンになってくればどう対応したらよいかわからないですよね。
そこで今回は「花粉症に効く食べ物」についてご紹介します。
花粉がツラい方はぜひ本記事をお読みください。
花粉症に効く食べ物7選
厚生労働省の統計によると、日本国内における花粉症の有病率は、毎年20%以上に達するとされています。
つまり、日本の人口の約5人に1人以上が花粉症であると推定されています。
花粉症の症状にも、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、喉のイガイガ、咳が出る、など様々です。
花粉に効果のある食べ物も様々紹介されていますが、結局何を食べれば良いのでしょうか?
今回は大きく7つに分けてご紹介します。
- 梅干し
- 柑橘系
- えごま油・アマニ油
- トマト
- ヨーグルト
- 蜂蜜
- 緑茶
どれも手軽に手に入るものですね。一つずつ見ていきましょう。
花粉症に効く食べ物①梅干し
花粉症に効く食べ物一つ目は「梅干し」です。
梅干しに多い「クエン酸」には、アレルギー反応を緩和することが知られています。
クエン酸には殺菌効果が強く、様々な菌やウイルスを退治する作用があります。
また梅干しに多い「バニリン」には、花粉の症状を出にくくする効果があるとされています。
梅干しの注意点は、その「塩分」の多さなので、1日1個~2個までにしましょう。
また「減塩の梅干し」なら安心して食べれます。
花粉症に効く食べ物②柑橘系
次にご紹介する花粉症に効く食べ物は「柑橘系」です。
柑橘系には、梅干しと同じく「クエン酸」が多く含まれており、アレルギー症状を緩和することができます。
また、柑橘系に多いビタミンCには、花粉の敵である「ヒスタミン」の量を減らす作用があります。
体内にヒスタミンが多い人は、花粉の症状になりやすいことがわかっています。
そこで、ビタミンCを摂ればこのヒスタミンの量を減らせます。
- レモン
- シークワサー
- かぼす
- すだち
- みかん
- グレープフルーツ
- ライム
などがあります。
花粉症に効く食べ物③えごま油・アマニ油
「えごま油」や「アマニ油」に多い「オメガ3脂肪酸」にも花粉の症状を抑える効能があります。
特に目のかゆみがある人には有効で、オメガ3脂肪酸には、「アレルギー性の結膜炎」を抑制する効果があることがわかっています。
これはアメリカで行われたマウス実験で明らかになったもので、アマニ油を摂取したマウスのアレルギー症状が改善したというものです。
オメガ3脂肪酸は
- えごま油
- アマニ油
- 青魚(サバ、イワシ、マグロ、サンマなど)
- ナッツ類
などがあります。
魚をあまり食べないという人は、通販でもえごま油やアマニ油が売られているので、サラダや味噌汁にかけて食べるのがおすすめです。
花粉症に効く食べ物④トマト
「トマト」にも花粉を抑える効果があります。
トマト由来の「カロテノイド」を継続的に摂取すると、花粉症の症状が改善することがわかっています。
また、トマトに含まれるリコピンには、抗酸化作用や免疫力を高める効果があり、花粉症の症状の改善に役立つ可能性があるとされています。
リコピンは、トマトの赤色色素であり、熱を加えることで吸収されやすくなるため、トマトを調理することで効果的に摂取することができます。
ただ一方で「スギ花粉症」の人は、トマトを摂取すると症状が悪化してしまう場合もあるので注意が必要です。
花粉症に効く食べ物➄ヨーグルト
ヨーグルトも花粉症の症状を改善する効果が期待できます。
ヨーグルトを食べることで、腸内環境が整い免疫力が高まります。
免疫機能はその60%が「腸」にあり、腸内環境を整えることは花粉症対策には有効です。
ヨーグルト以外にも
- 納豆
- 海藻類
- キムチ
- 豆腐
- 玉ねぎ
- 味噌汁
- 玄米
などがあります。
食べ物以外からも、運動や睡眠などから腸内環境を整えることも、花粉症の改善に繋がります。
花粉症に効く食べ物⑥蜂蜜
「蜂蜜」も花粉の症状を抑えるには効果的です。
ハチミツには数十種類のポリフェノールが含まれており、このポリフェノールがヒスタミンの放出を抑えることがわかっています。
蜂蜜の栄養素は熱に弱いため、「非加熱性のはちみつ」を選ぶことがおすすめです。
また、蜂蜜には抗炎症作用があるため、花粉症の症状の原因である炎症を抑える効果も期待できます。
その他、ビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富で、免疫力が高まることも花粉症を抑えることに繋がります。
花粉症に効く食べ物⑦緑茶
緑茶には、カテキンやテアニンなどの成分が含まれており、これらの成分には抗炎症作用や免疫調節作用があるとされています。
そのため、緑茶を摂取することで、花粉症の症状の軽減に役立つとされています。
特に、緑茶に含まれるカテキンには、抗アレルギー作用があるとされており、花粉症の症状を抑える効果が期待されています。
また、テアニンにはリラックス効果があるため、花粉症によるストレスを軽減する効果も期待できます。
花粉の種類と飛散時期
スギ花粉やヒノキ花粉は有名ですが、年間通して花粉には注意が必要です。
- スギ花粉 – 1月中旬から4月上旬にかけて
- ヒノキ花粉 – 3月下旬から5月上旬にかけて
- ブタクサ花粉 – 8月下旬から10月上旬にかけて
- コナラ花粉 – 4月下旬から6月上旬にかけて
- ナツツバキ花粉 – 6月下旬から8月上旬にかけて
- ケヤキ花粉 – 3月下旬から5月上旬にかけて
花粉は晴れの日や風の強い日によく飛び、雨の日は比較的少ないとされています。
自分のアレルギーが何なのかなどは、病院や耳鼻科で調べることができるので、自分は何花粉なのかを知っておくことも対策に繋がります。
花粉症に効く食べ物:まとめ
今回は「花粉症に効く食べ物」を7つご紹介しました。
まとめると
- 日本人の5人に1人は花粉症
- 梅干しに多いクエン酸にはアレルギーを緩和する効果
- 柑橘系多いビタミンCにはヒスタミンの量を抑制する効果
- えごま油・アマニ油に多いオメガ3脂肪酸にはアレルギー性の結膜炎に効果が高い
- トマト由来のカロテノイドを継続的に摂取すると、花粉症の症状が改善する
- スギ花粉症の人はトマトは逆効果になる場合がある
- ヨーグルトなど腸内環境を整えると花粉の症状がやわらぐ
- 蜂蜜にヒスタミンを抑制するポリフェノールが多い
- 緑茶に多いカテキンには抗炎症作用がある
- 花粉は年中飛んでいる
- 病院や耳鼻科で自分が何花粉アレルギーなのか知っておくことも大切
花粉症になると「薬」で抑える人が多いですが、薬ばかりに頼っていると効果がだんだんと薄くなってしまいます。
食べ物や生活習慣で、「身体の内側」から改善することで、根本的に症状を和らげることができるので試してみましょう。
当院は八尾、東大阪を中心にカイロプラクティックの訪問整体を行っています。
肩こり、腰痛を始めお身体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
↓関連記事はこちら↓