あなたは生姜をどのくらいの頻度で食べますか?何となく体に良さそうなイメージがありますよね。
そこで今回は「生姜の効果効能」ついて7つご紹介します。
一日の摂取量などもまとめているので、気になる人はぜひ本記事をお読みください。
生姜の効果効能7選【一日の摂取量は?毎日食べるとどうなる?】
生姜は、古くから健康を支える食材として知られており、健康効果がたくさんあります。
実際に、生姜には血行促進や消化促進などさまざまな健康効果があり、毎日の生活に取り入れることで、体質改善や美容面にもプラスの影響を与えます。
約80%もの人が生姜が好きというデータがある一方で、多くの人はその効能をあまりわかっていないのではないでしょうか?
ここからは、生姜の7つの主な効能についてご紹介します。
- 血行促進
- 免疫力UP
- 消化促進
- 抗酸化作用(アンチエイジング)
- 抗炎症作用
- ダイエット効果
- リラックス効果と疲労回復
どれも嬉しい効果ですね。一つずつ見ていきましょう。
1. 血行促進
生姜には、体を温める成分「ショウガオール」や「ジンゲロール」が豊富に含まれており、これらは血行促進に優れた効果を発揮します。
血管を拡張させる作用があるため、末端までしっかりと血液が届き、冷え性や手足の冷えの改善が期待できます。
また、血流が良くなることで体温も上がりやすくなり、体が冷えにくくなります。特に冬場や冷房の効いたオフィスでの冷え対策としても役立ちます。
2. 免疫力UP
生姜は、免疫細胞を活性化させ、ウイルスや細菌の侵入を防ぐ役割も果たします。
生姜に含まれる成分には抗菌作用があるため、風邪やインフルエンザといった感染症の予防に効果的です。
また、喉の痛みや咳の症状を和らげる効果もあるため、季節の変わり目や乾燥する時期には積極的に摂取したい食材です。
3. 消化促進
生姜には胃腸の働きをサポートする作用があり、消化不良や食欲不振の改善に役立ちます。
生姜に含まれる辛味成分であるジンゲロールは、胃酸の分泌を促進し、食べ物の消化を助けます。
また、食後の胃もたれや不快感を和らげる効果もあるため、食事前に少量の生姜を摂ることで、胃の負担を軽減できます。
さらに、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便秘解消にも寄与するため、腸内環境の改善も期待できます。
4. 抗酸化作用(アンチエイジング)
生姜には強力な抗酸化作用があり、活性酸素を取り除くことで細胞の老化を防ぎます。
活性酸素は体内で自然に発生しますが、過剰になるとシミやシワの原因になるだけでなく、心臓病やがんといった病気のリスクも高まります。
生姜の抗酸化作用は、これらの活性酸素のダメージを抑えるため、若々しい肌や健康的な体を保つサポートをしてくれます。
5. 抗炎症作用
生姜には、ジンゲロールやショウガオールといった抗炎症作用のある成分が豊富に含まれています。
これにより、関節の痛みや筋肉の炎症を軽減する効果が期待され、特にリウマチや関節炎などの慢性的な痛みに対しても有効です。
抗炎症作用は、スポーツや運動後の筋肉の疲労回復にも役立つため、体を酷使する人には嬉しい効果です。
6. ダイエット効果
生姜には体温を上げる効果があり、基礎代謝を活発にする働きがあるため、脂肪燃焼が促進されます。
体温が1度上がることで基礎代謝もアップし、エネルギー消費が増えるため、痩せやすい体作りに役立ちます。
特に冷え性で脂肪が燃えにくい方や、運動が難しい人にとっても、生姜を摂ることでダイエットの効果をサポートできます。
7. リラックス効果と疲労回復
生姜の独特の香りには、心を落ち着かせるリラックス効果があり、ストレスを和らげる助けとなります。
生姜湯やジンジャーティーなどで体を温めることで、緊張がほぐれ、リラックスした気分に浸ることができます。
また、ショウガオールの効果で血流が良くなり、疲労物質が速やかに排出されるため、疲労回復にもつながります。
生の生姜と加熱生姜の違い
生姜は「生の生姜」と「加熱した生姜」では、成分が変わり健康効果が変わってきます。
生の生姜の効能
生姜を生で摂ると、ジンゲロールの効果が最大限に活かされます。ジンゲロールには、強い抗菌作用や抗炎症作用があり、風邪の引き始めや喉の痛みを和らげるのに役立ちます。
また、生の生姜は胃酸の分泌を刺激し、消化を促進するため、食後の消化不良を防ぎます。生の生姜をすりおろしてそのまま使うことで、より効果的にこれらの効能を取り入れることができます。
加熱生姜の効能
加熱した生姜では、ジンゲロールが変化し、ショウガオールという成分に変わります。ショウガオールは血行促進作用が高く、体を温める働きが増すため、冷え性対策や体温を上げたいときには加熱した生姜が効果的です。
例えば、生姜湯や料理の加熱過程で利用することで、冷えやすい冬の季節や冷房の効いた環境での体温管理に役立ちます。
生姜の一日の摂取量
生姜の一日の摂取量は、成人で生の生姜で5~10g程、スライス生姜で6枚ほど、すりおろし生姜で1~2g(小さじ1杯)程度が適量とされています。
生姜は過剰に摂取すると、胃腸に刺激を与えてしまい、胃痛や胃酸過多の原因となる場合があります。特に胃が弱い方や妊娠中の方は適量を心がけ、無理のない範囲で取り入れることが大切です。
適量を守ることで、無理なく健康維持に役立てることができます。
生姜の効果効能まとめ
生姜は、血行促進、免疫力向上、消化促進、抗酸化作用、抗炎症作用、ダイエット効果、リラックス効果といったさまざまな健康効果を持つ万能な食材です。
また、生のままでは消化促進や免疫力向上に効果があり、加熱することで冷え性対策や代謝アップにつながります。
適量を守りながら、日々の食事や飲み物に取り入れることで、健康的な体を手に入れましょう。
当院は大阪府八尾市を中心に、カイロプラクティックの訪問整体をしています。
肩こり、腰痛、頭痛を始め、お体のお悩みがある方は一度ご相談ください。
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