“五大栄養素は大事”とよく耳にします。
でも、それぞれどんな働きがあって、どんな影響があるのかいまいちわからないですよね。
五大栄養素を理解すれば健康的な身体に近づくことができます。
今回は「五大栄養素」についてわかりやすく解説します。
五大栄養素についてわかりやすく解説
五大栄養素とは「人が健康に生きていく上で欠かしてはいけない栄養素」です。
これをわかりやすく言うと「この5つを摂れば健康になれるよ」ということです。
裏を返せば五大栄養素をしっかり摂らないと病気になったり、ケガをしたり、太ってしまったりと実は生きていく上でかなり大事な栄養素です。
栄養素は全部で約40種類あるとされていますが、その中でも特に大事な栄養素を5つに分けたものが五大栄養素です。
- 炭水化物
- 脂質
- タンパク質
- ミネラル
- ビタミン
の5つがありそれぞれに生きていく上で大切な働きがあります。
一つずつ見ていきましょう。
五大栄養素についてわかりやすく解説①炭水化物
炭水化物の働きは人が生活する上で「エネルギー」となるものです。
わかりやすく言えば車で言う「ガソリン」です。
人が動くために必要なもので“やる気がない時”や“元気の出ない時”“1日よく動く時”などに摂るとガソリンとなり働いてくれます。
- 米
- パン
- 麺類
- 芋類
- 粉もん
- お菓子
- ケーキ
- ジュース
など、日本人の主食となるものや甘いものに多く含まれています。
これらは「糖質」と呼ばれ現代人は糖質の摂取量が多くなっており、糖質を摂りすぎると肥満や生活習慣病の原因となってしまっています。
また、炭水化物はこの糖質だけじゃなく「食物繊維」も炭水化物の仲間です。
食物繊維は、糖質と違い食べても血糖値が上がりにくく、腸内環境を整えてくれ腹持ちもするので積極的に摂取したい栄養素です。
「参考:糖質制限で起こるメリットデメリットとは?制限しすぎも危険?」
五大栄養素についてわかりやすく解説②脂質
脂質の働きは炭水化物と同じく「エネルギー」となります。
脂質は1gあたり9キロカロリーと高く、糖質と同じく摂りすぎると肥満や生活習慣病の原因となってしまいます。
その反面ホルモンや細胞膜を作ったり、皮下脂肪として臓器を守ったり、身体を寒さから防いでくれたりもします。
オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸などの「良質な脂質」は体内で作ることができないので毎日の食事から摂取することが必要です。
「詳細:【オメガ3脂肪酸】脂質とは?ダイエットにも必要食材や効果は?」
五大栄養素についてわかりやすく解説③タンパク質
タンパク質の働きは「身体を作る」ということです。
炭水化物や脂質と同じくエネルギーにもなりますが主な働きは身体を作ることです。
皮膚、爪、髪、歯、筋肉、細胞、血管、骨、内臓など人の身体のほとんどは、このタンパク質でできています。
タンパク質が不足すると肌がボロボロになったり、髪にツヤが無くなったり、病気やケガをしやすくなったりしてしまいます。
- 卵
- 魚
- 肉
- 納豆
- 豆腐
- 牛乳
- オクラ
- ブロッコリー
- ナッツ類
これらの食品にタンパク質は豊富に含まれています。
タンパク質と聞くと“筋トレをしている人の摂るもの”というイメージがあります。
運動をしていない人でも積極的に摂るべき栄養素で、日本人の多くの人は1日の摂取量が足りていないので、毎日の食事で意識して摂るようにしましょう。
毎日食事でタンパク質なんて考えられない!という人には「プロテイン」が手軽に飲めておすすめです。
プロテインも筋トレをしている人のイメージがありますが、「栄養“補助”食品」なので、誰が飲んでも問題ありません。
むしろ、日本人の8割はタンパク質不足なので、積極的に飲むべきサプリメントです。
「参考:【40代50代】タンパク質不足で起こるデメリット10選」
五大栄養素についてわかりやすく解説④ミネラル
ミネラルの働きはタンパク質と同じく「身体を作る」です。
骨や歯を作ったり、神経の伝達に関わったりします。
よく聞く「カルシウム」や「マグネシウム」がこのミネラルの仲間で、牛乳や海藻類、貝類、きのこ類などに豊富に含まれています。
その他にも筋肉の収縮や、血液の凝固、細胞分裂にも関わっており身体の調子を整える働きもあります。
このミネラルもタンパク質同様、日本人は不足しているとされているので積極的に摂るようにしましょう。
「このサプリ」なら、ビタミンを満遍なく摂取できておすすめです。
「参考:カルシウムは何歳までに摂るべき?不足するデメリットとは?」
五大栄養素についてわかりやすく解説➄ビタミン
ビタミンの働きは「身体の調子を整える」です。
ビタミンは炭水化物や脂質、タンパク質などの代謝を助ける働きがあり一緒に食べることで効率よく効果を発揮できます。
ほとんどのビタミンが体内で作ることができないので食品から摂取する必要があります。
このビタミンも多くの日本人が不足しているので、野菜や豚肉、豆類、きのこ類などを積極的に食べるようにしましょう。
「参考:ビタミンの働きをわかりやすく解説【意外と簡単です】」
五大栄養素についてわかりやすく解説:まとめ
このように五大栄養素についてわかりやすく解説していきました。
まとめると
- 栄養素は全部で約40種類ある
- その中でも特に大切な5つが五大栄養素
- 五大栄養素をバランスよく摂れば健康になれる
- 五大栄養素をが欠けていたり偏ると不健康になる
- 五大栄養素とは炭水化物、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンの5つ
- 炭水化物はガソリンでエネルギーになる
- 脂質もエネルギーになり良質な脂質が必要
- タンパク質は身体を作る
- ミネラルも身体を作る
- ビタミンは身体の調子を整える
- 日本人は炭水化物と脂質を摂りすぎ
- 日本人はタンパク質、ミネラル、ビタミンが足りていない
どの栄養素も欠かせないもので毎日必ず摂取しないと何かしらの健康被害が出てしまうので、意識して偏らないように毎日の食事に取り入れるようにしましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術により、日々の生活で歪んだ骨格のケアをし健康をサポートしています。
またこのような日常生活で役立つ情報もお伝えしていますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
↓関連記事はこちら↓