『ストレートネック』や『スマホ首』など最近よく耳にしますが、何が原因でなるのか知っていますか?
何気ない日常生活にあるストレートネックの原因とは?
ストレートネックの原因5選
ストレートネックとは本来アーチ状に曲がっている首の骨(頸椎)が日常生活により真っすぐになってしまうことを言います。
首の骨がまっすぐになると、頭の重さで首や肩周辺に負担がかかってしまい、首こり肩こりを始め、頭痛や耳鳴りなど様々な症状が出てしまいます。
「参考:【首こり】ストレートネックとは頭痛や肩こりとの関係は?」
では日常生活のどのような行動が「ストレートネック」を引き起こしてしまうのでしょうか?
- パソコン作業
- スマホ
- 骨盤が後傾している
- 柔らかい枕
- ソファーで寝る
などが主な原因です。
一つずつ見ていきましょう。
ストレートネックの原因①パソコン作業
「長時間のパソコン作業」はストレートネックの原因になります。
パソコンを見る際はどうしても画面をのぞき込む姿勢になってしまい、頭が前に出てしまいます。
そのため首の骨がまっすぐになり、ストレートネックとなってしまうのです。
短い時間なら影響はありませんが、日本人は1日の座っている時間が平均7時間と長く、この時間は世界ワースト1位となっています。
ストレートネックの原因②スマホ
「スマホ首」という言葉が定着するほど、スマホによるストレートネック人口は急増しています。
スマホが普及し始めた2010年前後~その数は年々増えており、現在は日本人の8割もの人がスマホ首であるとも言われています。
スマホを見る時は常に下を向くような姿勢になってしまい、首の骨は真っすぐになりがちです。
「スマホの画面を目の高さに持ってくる」「長時間のスマホ操作は控える」などし、工夫するようにしましょう。
「参考:スマホ首で起こる症状5選。頭痛や肩こりは関係ある?」
ストレートネックの原因③骨盤が後傾している
骨盤の位置が後ろに倒れている「後傾」の姿勢になると、猫背姿勢になり上半身でバランスを取るため首が前に出てしまいストレートネックになります。
後傾姿勢はパソコンやスマホだけでなく長時間の座り作業の人に多く、猫背の人は全人口の8割もいると言われています。
ストレートネックの原因④柔らかい枕
ストレートネックには「柔らかい枕」を使っていてもなってしまいます。
低反発の柔らかい枕に寝ていると、頭の重みで沈んでしまいストレートネックの状態になってしまいます。
頭が沈んだ状態で平均7時間寝ると考えると、ストレートネックになってしまうのも頷けますね。
枕は頭の重さを支えてくれる「硬め」を使い、睡眠中も「首の反りを作ってくれるもの」を使うようにしましょう。
ストレートネックの原因➄ソファーで寝る
「ソファーで寝る」こともストレートネックの原因になります。
ソファーで寝る際はひじ掛けのところを枕代わりに寝る人が多いですが、首の反りを作るには適しておらず、頭がうつむき真っすぐの状態になるなど寝るには適していません。
またソファーは座る場所が柔らかいものが多く、寝る体勢だと腰が沈んでしまい腰痛や猫背の原因にもなってしまいます。
ストレートネックの原因:まとめ
このように「ストレートネックの原因5選」について解説していきました。
ストレートネックになると見た目の姿勢が悪くなるだけでなく、首こり肩こりを始め、片頭痛、めまい、耳鳴り、睡眠障害など様々な悪影響が出てしまいます。
改善するには「姿勢を良くする」「最適な枕を使う」「首周りの筋肉をほぐす」などが必要になってきます。
長期間かけてなってしまったストレートネックは長期間かけないと治りませんので、長い目で見て治していくようにしましょう。
当院のカイロプラクティックの施術では、首の骨のケアをすることでストレートネックの改善を目指します。
また首のアーチを作るのに最適な「枕」の取り扱いもありますので気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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