自分の骨盤が歪んでいるかのサインを知っていますか?
日常生活の何気ないことが、骨盤が歪んでいるサインかもしれません。
そこで今回は「骨盤の歪みセルフチェック方法」を7つご紹介します。
歪んだ骨盤の治し方もご紹介しますので、気になる方はぜひ本記事をお読みください。
骨盤の歪みセルフチェック方法7選【歪みの治し方は?】
「骨盤」は体の土台と言われるほど大切な場所です。
人の体は骨を中心に筋肉や、神経、内臓、皮膚などが組みあがっています。その中でも、腰周り~お尻付近にある「骨盤」は上半身と下半身を繋ぐ「土台」として位置しています。
その骨盤が日常生活で歪んでしまうと、体には多くの不調が起こってしまいます。
では、「自分の骨盤が歪んでいるかどうか」をチェックできるサインはあるのでしょうか?
- 肩紐がずれる
- リュックがずれる
- 靴が片足だけすり減る
- 脚を組んだ方が楽
- 腸内環境が悪い
- 生理痛がひどい
- むくみ・冷え性がある
などが挙げられます。心当たりはあるでしょうか?
一つずつ詳しく見ていきましょう。
骨盤の歪みセルフチェック①肩紐がずれる
骨盤の歪みセルフチェックとしてまず挙げられるのが「肩紐のずれ」です。
エプロンやインナーなどが“いつも片側だけずれる”と言ったことはありませんか?この原因は骨盤の歪みから来ています。肩と骨盤って一見関係なさそうですよね。
人の体は「骨盤の上に背骨」が繋がっています。そのため、骨盤が歪んでいると背骨もゆがみます。家も土台がゆがむと家全体がゆがみますよね。これと同じです。
そのため、まっすぐ立っているつもりでも片側の肩が下がり、肩紐がずれてしまうのです。いつも片側だけ服が引っ張られている人は、「骨盤に歪みがある」と言えます。
「参考:肩紐がずれる理由は骨盤の歪みだった原因や対策とは?」
骨盤の歪みセルフチェック②リュックがずれる
骨盤の歪みセルフチェック二つ目は「リュックがずれる」です。
こちらも肩紐と同様、骨盤に歪みがあるので片側の肩が下がりリュックがずれてしまいます。
リュックは両肩に平行に背負うことで、肩への負担を減らすことができます。
あなたは左右のリュックの長さが均等ですか?
「ひもの長さを調整しないと平行に保てない」という人は骨盤に歪みがあるサインと言えます。
骨盤の歪みセルフチェック③靴が片足だけすり減る
骨盤の歪みセルフチェック3つ目は「いつも片方の靴底だけがすり減る」です。
骨盤に歪みが生じると、数ミリ~数センチほど左右の脚の長さに違いが出ます。
すると、立った時や歩いた時に「左右の足にかかる力のバランス」が変わってきます。
そのため“片方の靴だけがいつもすり減るのが早い”と言うことになってしまうのです。いつも履いている靴の底をチェックしてみましょう。
靴底のすり減り方に左右差があるという人は、骨盤がずれているサインと言えます。
骨盤の歪みセルフチェック④脚を組んだ方が楽
骨盤の歪みセルフチェック4つ目は「脚を組んだ方が楽」とです。
座った時に足を組んでいませんか?そして、組んだ時の方が楽と感じていませんか?
これはすでに骨盤が歪んでいるサインと言えます。
そもそも「骨盤に歪みがない人」が脚を組もうとすると、“とても窮屈”に感じるはずです。
一方で、骨盤が歪み左右差がある人は、脚が組みやすく“こっちの方が楽”と感じてしまいます。
楽だからと脚を組むのが癖になり長年続けていると、体のバランスが崩れ、腰痛を始め体の不調に繋がります。
「参考:脚を組むデメリット7選【そろそろその癖直さないとやばいです】」
骨盤の歪みセルフチェック➄腸内環境が悪い
骨盤の歪みセルフチェック5つ目は「腸内環境が悪い」です。
お腹の内側にある「腸」は骨盤付近にあります。そのため、骨盤に歪みがあると腸が圧迫され、腸内環境が悪化してしまいます。
普段からよく便秘や軟便の症状がある人は、骨盤が歪んでいる可能性があると言えます。
腸は「第二の脳」と言われるほど繊細で大切な臓器なので、骨盤の歪みを取りケアするようにしましょう。
「参考:腸内環境を整える方法7選。腸を改善する生活習慣とは⁉」
骨盤の歪みセルフチェック⑥生理痛がひどい
骨盤の歪みセルフチェック6つ目は「生理痛がひどい」です。
これは女性特有の症状ですが、生理痛がひどい人の多くは骨盤が歪んでいます。子宮は骨盤の内側に位置しています。そのため、骨盤が歪んでいると子宮が圧迫されます。
すると、生理中に分泌される「プロスタグランジン」というホルモンの分泌量に変化が生じます。すると生理痛がひどく感じてしまうのです。
さらに、子宮内膜が通常よりも剥がれ落ちにくくなり、生理痛がひどくなる要因となります。
それに加え骨盤の歪みにより、
- 腰痛
- 頭痛
- 食欲の低下
- 自律神経の乱れ
- 倦怠感
- 疲労感
を感じている人は、すでに骨盤が歪んでいると言えそうです。
骨盤の歪みセルフチェック⑦むくみ・冷え性がある
骨盤の歪みセルフチェック7つ目は「むくみや冷え性がある」です。
骨盤は下半身への血流や代謝にも影響しています。
骨盤は脚を通して下半身に繋がっています。骨盤が歪むと下半身の代謝が低下し、血液やリンパの流れが悪くなり、むくみや冷え性へと繋がるのです。
特に女性は、男性よりも生まれつき筋力が弱い傾向にありますそのため、むくみや冷え性になりやすい体質です。
既にむくみや冷え性がある人は「骨盤に歪みがあるサイン」と言えます。
骨盤が歪むと出る症状
ここまで「骨盤の歪みセルフチェック方法」について7つに分けてご紹介しました。
では、骨盤の歪みを放置すると、体にはどのような症状が出てしまうのでしょうか?
- 姿勢が悪くなる
- 猫背・反り腰
- 身体がねじれる
- 腰痛・背中痛
- 肩こり・首こり
- 頭痛
- めまい・耳鳴り
- 代謝の低下
- 低体温症
- 肌荒れ
- むくみ・冷え性
- 腸内環境の悪化
- 生理痛がひどくなる
- 下半身太り
- ぽっこりお腹
など、これだけ多くの症状に繋がります。
挙げればまだまだキリがありませんが、これを見ると骨盤は体の中心でとても大切であることがわかりますね。
このような症状を放置していると、病気やケガのしやすい体になります。
結果的に寿命を縮める要因にもなってしまうため、早めに対処しましょう。
骨盤の歪みの治し方は?
では、骨盤の歪みの治し方にはどのようなものがあるのでしょうか?
こちらは3つご紹介します。
- 姿勢を正す
- 運動をする
- 専門院で施術を受ける
先に言っておくと根本的に治したければどれも「継続する必要」があります。
長年かけて歪んでしまった骨盤は、数日で簡単に取れるものではなく、時間をかけてケアしていく必要があります。
骨盤の歪みの治し方①姿勢を正す
骨盤の歪みの治し方一つ目は「姿勢を正す」です。
骨盤が歪む大きな理由の一つが姿勢の悪さから来ています。長年の自分の「癖」が積み重なっていき、骨盤が歪んでしまいます。
立ったときの片足体重や、座った時に脚を組んだりしていませんか?
骨盤の歪みを取るには「姿勢を正す意識を習慣化する」ということがとても大切です。
- 骨盤を立てる
- 背筋を伸ばす
- 胸を張る
を意識するようにしましょう。
最初は窮屈に感じるかもしれませんが、意識して継続していけば徐々に骨盤の歪みは改善されていきます。
特にパソコン作業の人は姿勢が悪くなりがちです。モニタースタンドなどで調整し、背筋を伸ばす意識を持ちましょう。
骨盤の歪みの治し方②運動をする
骨盤の歪みの治し方二つ目は「運動をする」です。
骨盤が歪んでいると筋肉が縮こまったり、引っ張られています。これは、運動をすることで硬くなった骨盤周りの筋肉を緩めることができます。
運動の中でもウォーキングはおすすめです。
ウォーキングは全身運動ができるので、腰周りの筋肉がよく動きます。そのため、「歩くこと」は骨盤の歪みを取るにはおすすめです。
1日20分以上のウォーキングを習慣化し、硬くなった筋肉をほぐすようにしましょう。
くわしくはこちらの記事でまとめています。
骨盤の歪みの治し方③専門院で施術を受ける
骨盤の歪みの治し方3つ目は「専門院で施術を受ける」です。
自分でどうしようもない体の歪みは、整体やカイロプラクティックなどのプロに任せましょう。
普段自分がどれだけ歪んでいるのかを、プロの目線で客観的に診てもらうことで、自分の癖を知ることができます。
こちらも定期的に通い継続することで、徐々に歪みが改善されていきます。
自宅でのセルフケアも教えてくれるので活用しましょう。
「参考:訪問整体カイロプラクティックライト【出張費無料-50分5,500円 】」
骨盤の歪みセルフチェック:まとめ
今回は「骨盤の歪みセルフチェック方法」や「骨盤の歪みの治し方」についてご紹介しました。
まとめると
- 骨盤は体の土台
- 骨盤が歪んでいるサインは肩紐がずれる、リュックがずれる、靴が片足だけすり減る、脚を組んだ方が楽、腸内環境が悪い、生理痛がひどい、むくみ・冷え性がある
- 骨盤が歪んでいると体に多くの症状が出てしまう
- 骨盤の歪みを取るには正しい姿勢、運動、専門院で施術を受ける
- 骨盤の歪みは長年かけてなったので、長年かけて治す必要がある
日常の意外な行動や症状からも骨盤が歪んでいるサインが読み取れます。
骨盤の歪みは様々な体への不調へと繋がってしまい、結果健康寿命を縮める要因にもなってしまいます。歪みを整えケアするようにしましょう。
当院ではカイロプラクティックの施術により、普段の生活で歪んでしまった骨盤の歪みをケアし、不調を改善するサポートをしております。
また、日常生活で役立つ健康情報もお伝えしておりますので、気になった方はお気軽にお問合せ下さい。
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