五月病に悩まされていませんか?
五月病は誰にでも起こりうる症状です。
今回は「五月病の抜け出し方」についてご紹介します。
連休明けに、謎の不調がある人はぜひ本記事をお読みください。
五月病の抜け出し方5選【なりやすい人や治し方は?】
五月病とは、ゴールデンウィーク明けなど「五月に精神面で不調が現れる症状」のことを言います。
正式な病名ではありませんが、多くの人が五月に症状が出てしまうとされています。
実際にある調査では「5割以上もの人が五月病を経験したことがある」とされており、その多さがわかります。
年代別では特に「若い世代に多い」とされており、20代の新入社員や、転勤、転職があった人など、「環境の変化が大きかった人」がかかりやすいとされています。
では、そんな五月病の抜け出し方には、どのようなものがあるのでしょうか?
今回は5つに分けてご紹介します。
- 朝に太陽光を浴びる
- 軽い運動をする
- バランスの良い食事をする
- 入浴をする
- 睡眠時間を確保する
どれも簡単にできることですね。
一つずつ見ていきましょう。
五月病の抜け出し方①朝に太陽光を浴びる
五月病の抜け出し方一つ目は「朝に太陽光を浴びる」です。
太陽光を浴びると精神伝達物質である「セロトニン」が分泌されます。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と言われ、分泌されると精神を安定させる効果があります。
また、ストレス耐性もあるため、ストレスに強くなることができます。
さらに、朝にセロトニンが分泌されると、14時間後に「メラトニン」が分泌されます。
このメラトニンは別名「睡眠ホルモン」と言われ、睡眠の質を高める効果があります。
そのため、夜も深く眠ることができるようになり、五月病の改善には効果的です。
「参考:太陽光を浴びるメリットとは?【日光浴は健康的です】」
五月病の抜け出し方②軽い運動をする
五月病の抜け出し方二つ目は「軽い運動をする」です。
ウォーキングなど軽い運動をすることで、脳内に「エンドルフィン」という物質が分泌されます。
このエンドルフィンには、快楽や幸福をもたらす効果があり、ストレスや不安を和らげる効果があります。
また、ウォーキングをすることで「リラックス効果」を得ることができ、不安な気持ちを解消してくれます。
さらに、ウォーキングをすることで「自己肯定感」や「達成感」が高まるため、五月病の解消には効果的です。
「参考:ウォーキングのメリット7選【最強の運動は歩くこと】」
五月病の抜け出し方③バランスの良い食事をする
「バランスの良い食事」も五月病の抜け出し方の一つです。
日本人の食事は「糖質が多い傾向」にありますが、偏った栄養は精神の不安定に繋がります。
特にゴールデンウィーク期間は美味しいものを食べる傾向にあり、糖質過多になりがちです。
糖質過多になると
- だるさを感じる
- やる気が出ない
- 疲労をすぐに感じる
- イライラしやすい
などの症状が出やすくなります。
そこで、バランスの良い食事を心がけることで精神を安定させることができます。
特にタンパク質、ミネラル、ビタミンは「細胞」や「神経系」に働きかけ、精神の安定に繋がるため積極的に摂るようにしましょう。
「参考:五大栄養素についてわかりやすく解説【これを読めば完璧です】」
五月病の抜け出し方④入浴をする
「入浴をする」ことも五月病の抜け出し方の一つです。
入浴により体温が上がったり下がったりすることで、自律神経のバランスが整います。
五月病には何よりも「自律神経の乱れ」を整えることが重要です。
入浴をするとリラックス効果を得ることができ、不安な気持ちを安定させることができます。
また、睡眠の2時間前に入浴することで、入眠もスムーズに入ることができ、深い眠りにつくことができます。
42℃以上の入浴や、睡眠直前の入浴は、逆に自律神経を乱すことになってしまうため注意しましょう。
「参考:自律神経を整える食べ物7選【これで毎日リラックスできます】」
五月病の抜け出し方➄睡眠時間を確保する
最後にご紹介する五月病の抜け出し方は「睡眠時間を確保する」です。
ゴールデンウィークが終わり、仕事が溜まっていると忙しく、なかなか睡眠時間を確保できません。
また、ゆっくりしていたゴールデンウィークで生活リズムが乱れていると、就寝時間が遅くなりがちです。
ゴールデンウィーク後は「意識的に」睡眠時間を確保するようにしましょう。
特に日本人は、世界的に見ても睡眠時間が足りていません。
「理想の睡眠時間は7時間半」ですので、意識してこの時間を確保できるようにしましょう。
「参考:科学的根拠のある睡眠の質を高める方法7選【これで毎日快眠です】」
五月病になりやすい人の特徴
ここまで「五月病の抜け出し方」についてご紹介しました。
では、どのような人が「五月病になりやすい」のでしょうか?
五月病になりやすい人はこちらです。
- まじめな人
- 20代など若い世代の人
- 環境の変化があった人
- 自律神経が乱れやすい人
- ストレスを溜め込む人
これらの人は、五月病になりやすいとされています。
特に日本人は、勤勉で真面目なので「頑張りすぎる」傾向があります。
できることをコツコツと一つずつこなしていくことで、仕事は片付いていくので、“一気に終わらせない”ようにしましょう。
また新社会人や転勤、転職など「大きな環境の変化があった人」は特に五月病になりやすいので、ほどほどに頑張るようにして、自分の精神をコントロールしていきましょう。
「参考:【即効性あり】たった6分でイライラを解消する方法5選」
五月病の抜け出し方:まとめ
今回は「五月病の抜け出し方」についてご紹介しました。
まとめると
- 五月病の経験者は5割以上
- 五月病は特に若い世代や転勤&転職者に多い
- 朝に太陽光を浴びると幸せホルモンが分泌され精神が安定する
- 軽い運動をすると快楽や幸福をもたらす物質が分泌される
- 糖質過多だと精神不安定に繋がる
- タンパク質、ミネラル、ビタミンを意識して摂ろう
- 入浴をすると自律神経が整う
- 意識して睡眠時間を確保する
- まじめな人や若い世代は五月病にかかりやすい
- 頑張りすぎない
長期連休の中でも、特にゴールデンウィーク後は精神が安定せず、五月病の人が増えます。
季節の変わり目で自律神経も乱れやすい時季でもあるので、意識して精神を整えるようにしましょう。
当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
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