小麦は体に悪いということを知っていますか?あなたの謎の不調も、もしかしたら「小麦の食べすぎ」が原因かもしれません。
本記事では「小麦が体に悪い理由」を5つに分けてご紹介しています。
パンや麺類をよく食べている人は、ぜひ本記事をお読みください。
小麦が体に悪い理由5選【小麦は食べるな噓?】
日本人の主食は米である一方で、パンを始め「小麦」の使われているものを食べる人の割合も増えています。
実際に小麦が多く使われている「パン、麺類、揚げ物、カレー、お菓子」などをよく食べる、という人も多いのではないでしょうか?日本人にも欠かせない小麦ですが、実は健康にはあまり良くないものだとされています。
最近では「グルテンフリー」という言葉もよく耳にすると思います。
そこで今回は「小麦が体に悪い理由」を5つご紹介します。
- 腸内環境の悪化
- 体重増加
- ストレスの増加
- 疲労感
- 生活習慣病のリスク
よく小麦を食べる人は心当たりがあるでしょうか?
一つずつ詳しく見ていきましょう。
小麦が体に悪い理由①腸内環境の悪化
小麦が体に悪い理由一つ目は「腸内環境の悪化」です。
小麦には「グルテン」という成分が含まれています。このグルテンは「タンパク質の複合体」のことです。
グルテンがあるおかげで、パンや麺に弾力性や粘り気を出し、生地がもちもちでふわふわのものができるのです。しかしこのグルテンは「消化されにくいタンパク質」で、便として排出されにくい特徴があります。
腸の外壁に張り付いて、慢性的な炎症を起こし、腸内環境を悪化させてしまいます。
また、グルテンが増えることで腸内の「悪玉菌」が増えてしまうのも、腸が悪化する要因です。「腸は第二の脳」と言われるほど繊細な臓器のため、ここから派生して様々な体調不良へと繋がってしまうのです。
「関連記事:腸活のやり方5選【これで毎日スッキリです】」
小麦が体に悪い理由②体重増加
小麦が体に悪い理由二つ目は「体重増加」です。
腸内環境が悪化することで、便秘や代謝の低下に繋がるため、太りやすく痩せにくい身体へとなってしまいます。また、小麦を食べることで、コルチゾールという「ストレスホルモン」が増えます。
このコルチゾールは、体内に水分を溜めるホルモンとして知られています。そのため、体内の水分量が増え、体重の増加につながってしまうのです。
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小麦が体に悪い理由③ストレスの増加
小麦が体に悪い理由三つ目は「ストレスの増加」です。
小麦を食べるとストレスホルモンである「コルチゾール」が増えます。このコルチゾールは、「副腎」という場所から分泌されます。
しかし、小麦をたくさん食べることで副腎が疲れてしまい、
- 倦怠感
- イライラ
- 集中力の低下
- 自律神経の乱れ
など、ストレスの増加につながるのです。
そのため、よくパンや麺類などの小麦を食べる人は、イライラしやすく、ストレスを受けやすいという傾向があります。
「関連記事:【即効性あり】たった6分でイライラを解消する方法5選」
小麦が体に悪い理由④疲労感
小麦が体に悪い理由4つ目は「疲労感」です。
小麦や糖質をたくさん食べた後に、だるくなったり、疲れたりしたことはありませんか?小麦に含まれるグルテンは、血糖値を急上昇させます。
血糖値が急上昇すると、血糖値を下げないといけないため、「インスリン」が分泌されます。
この血糖値が乱高下する際に、体が疲労を感じてしまうのです。そのため、小麦や糖質を食べた後は、だるく感じたり眠くなってしまうのです。
「参考:科学的根拠のある睡眠の質を高める方法7選【これで毎日快眠です】」
小麦が体に悪い理由➄生活習慣病のリスク
小麦が体に悪い理由5つ目は「生活習慣病のリスク」です。
小麦に多く含まれる「アミロペクチンA」には、活性酸素を発生させたり、炎症を起こしやすくなるという性質があります。この活性酸素は「老化の原因」と言われており、タバコや紫外線で増えるのと同じものです。
体内で増えると
- 肌荒れ
- 肥満
- 糖尿病
- 心臓病
- 認知症
- ガン
などの不調に繋がり、生活習慣病の引き金となってしまいます。
生活習慣病は「現代病」とも言われ、現代の「贅沢な暮らし」や「運動不足の加速」などで、その数は今後ますます増えるとされています。
食生活はバランスよく
ここまで小麦が体に悪い理由をご紹介しました。では、小麦は食べてはいけないのでしょうか?
結論から言うと「現代の食生活で小麦を完全に抜くのは難しい」ということです。「パン、麺類、揚げ物、カレー、お菓子」などを、完全に抜くことはなかなか難しいですよね。とは言え、極力は控える方が健康には良いです。
五大栄養素を意識し「バランスよく」栄養を摂ることで、リスクは軽減できます。
また、「グルテンフリー」のものを選んで食べるのも効果的です。日本人は「糖質、脂質」を食べすぎており、「タンパク質、ミネラル、ビタミン」は足りていません。
私たちの体は「食べたもので作られている」ので、バランスを意識して食事をするようにしましょう。
「参考:五大栄養素についてわかりやすく解説【これを読めば完璧です】」
小麦が体に悪い理由:まとめ
今回は「小麦が体に悪い理由」をご紹介しました。
まとめると
- 日本人でもパン派が増えている
- パン、麺類、揚げ物、カレー、お菓子には小麦が多い
- 小麦のグルテンは身体に悪い
- グルテンは消化が悪く、腸内環境を悪化させる
- コルチゾールが増えると体重増加に繋がる
- コルチゾールが増えると副腎が疲れ、ストレスに繋がる
- 小麦を食べると血糖値が乱高下し、疲労を感じやすい
- 小麦は活性酸素を増やし、生活習慣病のリスクを上げる
- 小麦は極力控え、栄養バランスを考える
普段何となく口にしている小麦ですが、体には悪い食べ物です。
できるだけ食べる量や回数を減らし、将来の健康に繋げましょう。
当院は八尾、東大阪を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。
肩こり、腰痛を始めお身体のお悩みがある方は、お気軽にご予約下さい。
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