肩こりと腰痛はどっちが多い?【原因や解消法も紹介します】

ぎっくり腰 八尾

肩こり、腰痛ありますか?

 

今回は意外と知らない「肩こりと腰痛はどっちが多い?」についてまとめてみました。

 

肩こりと腰痛の「原因や解消法」もご紹介しています。

 

 

どちらかで悩んでいる人は、ぜひ本記事をお読みください。

肩こりと腰痛はどっちが多い?

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多くの人は肩こりか腰痛のどちらか、もしくは両方を持っていると思いますが実際にはどちらの方が多いのでしょうか?

 

 

日本人の人口1億2570万人のうち

 

  • 肩こり→約1,700万人
  • 腰痛→約2,800万人

 

と腰痛の方が人口が多くなっています。

 

 

割合で言うと肩こりは10人に1人、腰痛は5人に1人となっており「腰痛で悩んでいる人の方が多い」というのが日本人の現状です。

 

 

数字で見ると意外と少なそうにも見えますが、この数字は赤ちゃんや子どもも含まれているので、大人だけの割合はもっと多くなると言えます。

肩こりと腰痛はどっちが多い?:男女別

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人口で言うと腰痛で悩んでいる人が多いということでしたが、厚生労働省が実施している「自覚症状ランキング」というものがあります。

 

 

これは「普段の生活でどのような症状を感じているか?」のランキングで、男女によって回答が変わってきます。

 

 

  • 男性→1位腰痛、2位肩こり、3位鼻水鼻づまり
  • 女性→1位肩こり、2位腰痛、3位手足の関節の痛み

 

 

このように男性は腰痛、女性は肩こりの方が多いという結果になっており男女で違いが出てくるのが面白いですよね。

 

 

また、男性よりも女性の方が“自分に何らかの症状がある”と自覚している数が多く、女性の方が自分の体調の変化を敏感に察知していることがわかります。

 

 

では次に年齢別で違いはあるのでしょうか?

肩こりと腰痛はどっちが多い?:年齢別

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9歳以下~80歳以上までを対象に年齢別で見てみると

 

 

人口1,000人当たりで

 

  • 9歳以下→248.1人
  • 10~19歳→203.4人
  • 20~29歳→221.9人
  • 30~39歳→272.4人
  • 40~49歳→292.1人
  • 50~59歳→321.3人
  • 60~69歳→381.6人
  • 70~79歳→484.3人
  • 80歳以上→525.1人

 

 

このように年齢を重ねるにつれて何らかの症状を自覚している人の数は増えていることがわかります。

 

 

日本の全人口のうち「身体に何の不調もない」という人は約15%だけというデータもあり、そのうちの多くが子どもということを考えると、ほとんどの大人は肩こり腰痛に限らず何らかの症状を持っていると言えます。

肩こりと腰痛はどっちが多い?:40代以降は注意

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肩こりと腰痛どっちが多いのかについてご紹介しましたが「40代以降」は特に注意が必要です。

 

 

「四十肩・五十肩」という言葉があるように、40代50代に近づくにつれ肩こりや腰痛を感じる人が増えてしまいます。

 

 

40代以降で不調が増える理由として

 

 

  • 若い頃からの積み重ね
  • 筋力の低下
  • ストレス増大
  • 肥満
  • 回復に時間がかかる

 

 

これらの要因が考えられ、若い頃なら寝れば回復していたものも完全に回復しないまま翌日に持ち越すことが増え、また内臓機能や筋力の低下もあり肩こりや腰痛を感じることが増えてしまいます。

 

 

実際に当院の患者様でも40代前後から不調を訴える人の数が多い印象です。

 

 

「参考:40代で腰痛になる理由5選【そのままだとギックリ腰になります】

肩こりと腰痛はどっちが多い?:原因は?

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では肩こりと腰痛の原因とはどのようなものがあるのでしょうか?

 

 

これは肩と腰で違いがありますが二つに共通して言えるのは

 

 

  1. 姿勢の悪さ
  2. 運動不足
  3. 肥満
  4. ストレスの増大
  5. 睡眠環境

 

 

などがあります。

 

 

心当たりはあるでしょうか?

 

 

では一つずつ見ていきましょう。

肩こりと腰痛の原因①姿勢の悪さ

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肩こりと腰痛の原因一つ目は「姿勢の悪さ」です。

 

 

姿勢にも立ち姿勢、座り姿勢、寝姿勢とありますが、普段の姿勢が悪いと肩こりや腰痛の原因となります。

 

 

人の身体は「骨盤」を中心として上半身と下半身に分かれますが、姿勢の悪さから骨盤が歪むと「筋肉の硬直」や「神経の圧迫」に繋がり肩こりや腰痛をはじめとした不調に繋がるのです。

 

 

またパソコンやスマホの使用など「長時間の同じ姿勢」は筋肉が硬直しやすいため危険です。

 

 

「参考:骨盤の歪みで起こる症状7選。

肩こりと腰痛の原因②運動不足

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肩こりと腰痛の原因二つ目は「運動不足」です。

 

 

運動不足になると全身の血流が悪化し代謝が低下するため、肩回りや腰周りの筋肉が硬くなりコリや痛みに繋がります。

 

 

「運動をしない時間が増える=長時間同じ姿勢でいる」ということなので、肩こりや腰痛のリスクを増やしているとも言えます。

 

 

「参考:運動不足が続くと将来どうなる?【結構ヤバい未来が待っています】

肩こりと腰痛の原因③肥満

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肥満」も肩こりや腰痛の原因の一つです。

 

 

運動不足や偏った食生活は肥満に繋がりますが、体内の脂肪が増えると「肩や腰にかかる負荷」も増えるためコリや痛みに繋がります。

 

 

また脂肪が増えると内臓機能も低下するため、全身の代謝が落ち筋肉の硬直に繋がります。

 

 

肥満状態を放置していると肩こりや腰痛だけでなく、生活習慣病のリスクも高まり結果的に寿命を縮ませることに繋がるので早めの改善が必要です。

 

 

「参考:内臓脂肪を落とす方法5選。最速で痩せる方法とは?

肩こりと腰痛の原因④ストレスの増大

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ストレスの増大」も肩こりや腰痛の原因です。

 

 

ストレスと肩こり・腰痛は一見関係なさそうですが、ストレスが増えることで自律神経のバランスが乱れ体内の血流が悪くなります。

 

 

血流が悪くなると肩周りや腰周りの筋肉が硬くなるためコリや痛みに繋がるのです。

 

 

ストレスで肩こりや腰痛の症状が出ると

その痛みでまたストレスを感じる

 

 

というように悪循環になってしまうため慢性的な不調へと繋がってしまいます。

 

 

ストレスのサインは

 

  • すぐイライラする
  • 気持ちの浮き沈みが激しい
  • 不安を感じる
  • 何をするにも億劫に感じる

 

などがあるので、身体のサインを見逃さないようにしましょう。

 

 

「参考:自律神経を整える方法7選。整えるには何をすればいい?

肩こりと腰痛の原因➄睡眠環境

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最後にご紹介する肩こりと腰痛の原因は「睡眠環境」です。

 

 

特に肩こりの人は「枕」、腰痛の人は「マットレス」が合っていないことが多く、自分に合っていない寝具を使うと筋肉や神経の圧迫に繋がります。

 

 

1日に平均6~8時間寝ることを考えるとその時間はずっと身体を痛めつけているということが言えるので、枕やマットレスにこだわりを持つことはかなり大切です。

 

 

また「入眠が遅い」「眠りが浅い」「寝ても疲れが取れない」などの人は自律神経の乱れや代謝の悪さが出ている証拠ですので改善が必要です。

 

 

「参考:睡眠の質を高める方法7選。疲れが取れない、不眠症の改善策は?

肩こりと腰痛どっちが多い?解消法は?

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ここまで肩こりと腰痛の原因についてまとめましたが、では「肩こりと腰痛の解消法」はどのようなものがあるのでしょうか?

 

 

こちらも5つご紹介します。

 

  1. 姿勢を正す
  2. 適度な運動
  3. 身体を温める
  4. 睡眠環境を整える
  5. 専門院に任せる

 

どれも難しいことではなく簡単にできそうですね。

 

 

こちらも一つずつ見ていきましょう。

肩こりと腰痛の解消法①姿勢を正す

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肩こりと腰痛の解消法一つ目は「姿勢を正す」です。

 

 

原因のところで「姿勢の悪さが骨盤の歪みに繋がる」と言いましたが、姿勢を正すことで筋肉や神経の圧迫がやわらぎ肩こりや腰痛が改善します。

 

 

特に立ち姿勢が長い人は腰痛、座り姿勢が長い人は肩こりが多い傾向です。

 

 

姿勢を正すには「骨盤を立てる」意識が必要で、骨盤が前傾していると反り腰、後傾していると猫背の原因になるので

 

  • 骨盤を立てる
  • 胸を張る
  • 背筋を伸ばす
  • 長時間同じ姿勢をしない(たまに休む)

 

という意識が肩こり腰痛の改善に繋がります。

 

 

「参考:姿勢を良くする方法5選。座り方だけじゃない改善法とは?

肩こりと腰痛の解消法②適度な運動

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肩こりと腰痛の解消法2つ目は「適度な運動」です。

 

 

運動をすることで全身の代謝が上がり血流が良くなるため、筋肉の硬直が取れ改善に繋がります。

 

 

運動と聞くとランニングやジムでの激しい運動をイメージしがちですがそのような運動は必要なく、軽いウォーキングだけでもかなりの効果を得られます。

 

 

ウォーキングは全身運動にもなり、ただ歩くだけでも全身の筋肉をくまなく使うことができるためオススメです。

 

 

「参考:ウォーキングのメリット10選!!ウォーキングは最高の健康法。

肩こりと腰痛の解消法③身体を温める

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身体を温める」ことも肩こりと腰痛を解消できます。

 

 

先に挙げた姿勢と運動も結果的に身体を温めることに繋がりますが、全身の体温が上がることで代謝が促進しコリや痛みを改善することができます。

 

 

身体を温める方法は

 

  • 入浴をする
  • バランスの取れた食事
  • 良質な睡眠
  • 骨格の歪みを整える

 

などがあります。

 

 

一番手軽なところで言えば入浴や食事になってきますので、ぬるめの湯船にゆっくり浸かり、身体を温めるものを意識的に食べるようにすると肩こりや腰痛を改善できます。

 

 

「参考:冷えた身体を温める食べ物5選【冷え性改善効果のある食べ物とは】

肩こりと腰痛の解消法④睡眠環境を整える

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「睡眠環境を整える」ことも肩こりと腰痛の解消法です。

 

 

“寝具が合っていないとコリに繋がる”と原因のところでご紹介しましたが、結論から言うと「高反発の硬めの寝具」を使うことが身体に負担を少なくしてくれます。

 

 

これは枕にもマットレスにも言えることで、どちらも柔らかい低反発のものだと頭や身体の重さで沈んでしまい、結果的に身体を痛めつける要因となってしまいます。

 

 

寝具は硬めのものを使うようにしましょう。

 

 

「参考:枕の正しい選び方は?首こり肩こりの原因は枕かも?

肩こりと腰痛の解消法➄専門院に任せる

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最後にご紹介する肩こり腰痛の改善法は「専門院に任せる」です。

 

 

カイロプラクティックなど、多くの患者さんを相手にしているプロから客観的に身体を診てもらうことで、自分の肩こり・腰痛はどこが原因なのかを知ることができます。

 

 

また、自分の手では届かない箇所も施術をしてもらえるので、より大きな改善が見込まれます。

 

 

自分で解消しようとしてもどうしようもない人は、専門院の先生に任せるようにしましょう。

 

 

「参考:腰痛でも来てくれるから安心-八尾市訪問整体-50分5,500円

肩こりと腰痛どっちが多い?:まとめ

ぎっくり腰 八尾

「肩こりと腰痛どっちが多い?」についてご紹介しました。

 

 

また、その原因や解消法もご参考になればと思います。

 

 

まとめると

 

  • 肩こりは1,700万人、腰痛は2,800万人で腰痛の方が多い
  • 女性は肩こり、男性は腰痛が多い
  • 年齢を重ねるほど症状を自覚している数は増える
  • 40歳以降は症状の悪化に注意
  • 肩こりと腰痛の原因は姿勢の悪さ、運動不足、肥満、ストレスの増大、睡眠環境
  • 肩こりと腰痛の解消法は姿勢を正す、適度な運動、身体を温める、睡眠環境を整える、専門院に任せる

 

一口に「肩こり」「腰痛」と言ってもその症状は様々で、一人ひとり辛さが違うものです。

 

 

放置しておくと将来四十肩、五十肩、ぎっくり腰になり、場合によっては歩けなくなるということに繋がります。

 

 

若い頃からの積み重ねが将来の健康に繋がるので、今日から意識して改善するようにしましょう。

 

 

当院では八尾市、東大阪市を中心にカイロプラクティックの出張施術を行っています。

 

 

また、訪問サービスをメインでしていますので、ぎっくり腰など店舗に通えない方はご連絡ください。

 

 

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大阪府八尾市を拠点に活動しております。
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八尾 カイロプラクティック

院長 池田 茂雄

大阪府八尾市出身 1987年6月28日生まれ

カイロプラクター資格

日本カイロプラクティック連合会

会員番号 1000038436

・八尾市にあるカイロプラクティック院での店舗施術を経験後独立

・現在は訪問整体カイロプラクターとして活動中